フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

キカラスウリがかなり黄色くなりました

2017年12月10日 15時50分29秒 | 身辺雑記

我が家のブロック塀のキカラスウリがかなり黄色くなった。まだ熟すまでには時間がかかりそうだが、枯葉枯れ枝がかなり多くなり整理してみた。蔓植物のたくましさでどこがどうつながっているのか本当に分かりにくい。それでも果実は残して余計な葉っぱや蔓は取ってみた。

左はキンモクセイ、右はカクレミノに絡みついたキカラスウリ

右方向から見たカクレミノバージョン

正面から見たカクレミノバージョン

ほぼ枯れ枝、枯葉を撮った所でカクレミノの上にカマキリが見えた。何カマキリだろうと観察してみるとどうやらオオカマキリだった。

左右の全脚の間の胸が淡い黄色なのがオオカマキリ。チョウセンカマキリは橙赤色

後翅の付け根を中心とした大部分が暗視褐色なのもオオカマキリの特徴


ホシホウジャクの幼虫でしょうか?名前が分かりません

2017年12月06日 18時12分11秒 | 身辺雑記

このところレポートのアップが遅くなっていてマンスリーレポート27は10月から作っていないと思ったら、なんと9月も作っていなかった。しかも9月は27日の観察をしないでしまったので、22日のレポートだ。写真を見ながらあれこれ工夫してみたが、とにかく時間がかかる。モンシロチョウの幼虫と思って撮ったのがどうやら違ってホシホウジャクらしいが確信は持てない。

気取ったようなポーズで面白いし、口ひげみたいなのは何なのかネット検索したり手元の貧弱な図鑑で調べても皆目わからない。

顔のアップは一寸グロテスクだが、目が可愛いい

ノブドウは確かだが、ヘクソカズラがあったかは定かではない。お分かりの方は是非教えて欲しい。
アカネに来ていた下の毛虫ももしかしたらアメリカシロヒトリかとも思うが、近くのクワにいたからに過ぎない。

季節外れだが八島ニュータウンのヒガンバナが見事でしたをご覧いただき名前を教えて頂けたら幸いです。


お花屋さんでもサクラソウ科とトウダイグサ科が妍を競っていました

2017年12月03日 17時29分51秒 | 身辺雑記

12月になり女房どのの実家に送るシンビジウムを選びに花屋さんに行った。年に一回しか行かない花屋さんは本当に華やかに見える。特に今の季節はシクラメンとポインセチアの鉢植えが所狭しと置かれている。シクラメンがサクラソウ科とは知っていた。でもポインセチアがトウダイグサ科とは知らなかった。4月の田島ケ原サクラソウ自生地の競い合いが12月のお花屋さんでもされているのを知って面白くなり、少し調べてみた。

値段は以前より安くなっている感じだが色々種類が増えているシクラメン

シクラメンは地中海原産の多年草で、明治時代に渡来し、戦後急速に普及して鉢植え植物のトップクラスのようだ。日本名はカガリビバナまたはブタノマンジュウという。カガリビバナは牧野富太郎の命名と言い、うなずけるがブタノマンジュウには違和感がある。これは英名のsowbreadの訳で放し飼いの豚がシクラメンの球根(塊茎)を食べてしまう事に由来するという。

ポインセチアはトウダイグサ科で属もトウダイグサ属だった。まさにノウルシと同属でもあった。やはり明治時代に渡来し、観葉植物としてクリスマスの時期に合わせて紅葉させるという。標準和名はショウジョウボク、伝説上の動物の猩々に例えたようで面白い。

お酒を飲んで赤くなったわけでもないだろうが鮮やかな赤色だ

メキシコ、中央アメリカ原産で全草に有毒成分のホルボールエステル類が含まれ、切ると乳液を出す、まさにノウルシと同じだ。花も杯状花序で小さい。

鮮やかな水色、空色、紫もあったがこれは吹き付けのようだった
田島ケ原サクラソウ自生地の代理戦争が12月のお花屋さんでされていたとは本当に意外だった。