江國香織
絵:荒井良二
『モンテロッソのピンクの壁』
ちょうどお昼休みに『ドビュッシー』を読み終わり、
バッグの中に読む本がないことに気づきそこで焦る。
いつでも本が読める体制じゃないと!
(冷蔵庫の中に常時ビールが冷えていることと同様)
ってことで、本屋さんに立ち寄りGET
モンテロッソ・・
浮かぶのはヨーロッパ又はエキゾチックな街
検索してみたらイタリアに近しい街があった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/モンテロッソ・アル・マーレ
モンテロッソに行かなくちゃ!急げ!急げ!
それは夢に出てきた綺麗なピンク色の壁がある街
猫のハスカップの旅が始まる。
なぜか金原ひとみのエッセイ付
この方こんなエッセイ書くんだ・・ニ度読みした。
小説はどこかツーンと取り澄ましたプライドの塊みたいなイメージで。
衝撃的な事実が判明し、顔面蒼白になった顔
血の気が引いて目の焦点が合わず、その深刻なる状況が伝わる。
偶然 虫の知らせ 予感 そして「暗示」
身近な死
そこでよくここまで生きてこれたなと色々な思いが錯綜
冗談じゃなく事故で死んでいた運命
両親に感謝
ただ生きている、生かされている?不思議な感覚に。
海外旅行が遠い夢になってしまった。
自分の国を見直す時なのかもしれない。