中山七里
『さよならドビュッシー』★★★
こちらも知人からのおすすめ本
ドビュッシー
名前ぐらいは知っている。
小学生時代「ピアノを習いたい!」と親に懇願し、
母が力を入れていたバレエを辞め、ピアノを習わせてもらった。
年に一度のピアノの発表会
ショートカットの私が白いワンピース姿でピアノを弾いている写真
それもありピアノについて全くのド素人という訳ではなし。
しかし興味を失ったことに関しては、綺麗さっぱり忘れている。
あの頃の私は何を思ってピアノを弾いていたんだろう?
鍵盤に指先が触れる あの感じ
主人公の苦難に対しても似たようなモノで、身体に爆弾を抱えているのもあるからか、
特に大きな衝撃もなく・・
ただそれが目に見えるか見えないかは大きな違いで、
美に対して女性は(男性目線は別)自己満足というジレンマに陥る。
旋律に対しての伸びやかな描写
ピアノの音色が聴こえてくるような、オケの多大なる場面での心の響き
そして肝心なる発表会
するすると読み飛ばしてしまった。
ホント興味を失ったことに対して冷徹・・
何にでも興味を持ち、そこに食いつく速さと集中力は半端ないけど、
その熱がさーーーっと潮が引くように消えてしまうと何も残らない。
「達成感」だけが気持ちを熱くする。
最後ハッとさせられたけど、主人公目線の感情に違和感
さてさて中山七里さんお次はどうする?
♪♪♪♯
参考ブログ☆https://blog.goo.ne.jp/signnoot/e/1fec7b7e73ff6098caa878c92f8600cb
コロナネタは・・
ご近所スーパー外にまで繋がる長蛇の列に「週末外出自粛」分かりやすい人々
いっそ二週間外出禁止にすればよいのに。
東京のコロナ感染者
発症してないだけでうようよそのあたりにいると思う。
今朝マンションのエレベーターで逢った年配者に「大変ねぇ」と同情されたけど、
いやいや満員電車で通勤しているわたしと一緒にエレベーター乗りたくないですよね・・心の内で思った。