★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

非常食を試食してみた

2017年05月20日 17時38分41秒 | 徒然(つれづれ)
 会社に常備している防災セットの中の、非常食の5年の有効期限が来月に迫ったので、交換品が支給された。
 元から入っていた缶詰のパンとレトルトの五目飯、ペットボトルの水は、各自で試食するよう指示があった。

 早速、家に持ち帰り試食した。
 缶詰のパンは乾パンではなく、柔らかいパンだ。チョコチップが入ったパンは甘さ控え目だったが、充分小腹は満たせるボリュームだった。
 レトルトの五目飯も薄味だが、家にあった缶詰のサバの蒲焼と一緒に食べたら、事のほか美味だった。
 非常食というからには味は二の次で、生命維持の目的で、かつ保存期間を考慮して作られているものとばかり思っていたが、ちゃんと味にも心配りがなされていた。

 ふと、10年ほど前に股関節の手術で入院した時の病院食を思い出した。
 あの病院食も、巷の定食屋に負けないくらいの旨さだった。
 まだお世話になったことはないが、きっと刑務所の囚人食も旨いのではないだろうか。

 非常食や病院食も、今では機能はもちろん、味まで追求できる技術水準に達したということか。
 あと残すところは、宇宙食の味の向上だけかもしれない。
 
コメント
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