白人ワールドな冬季オリンピック

スピードスケート男子１０００ｍで、シャニー・デービスが金メダルを獲得。
「黒人初」という冠付きでした。「黒人」「初」と言われるということは、
いかに黒人の参加者が少ないかを表しています。

確かに、参加国のほとんどはヨーロッパと北米の国々で
参加する選手は白人ばかり。アラブやアフリカからの移民が
たくさんいるであろう国であっても。
もちろんメダルを獲得するのも白人ばかり。
その中でわずかに頑張っているのが日本、韓国、中国。
ウインタースポーツ発祥の地が白人の住む地域だということもあるでしょう。
暑い国の人がウインタースポーツに親しむ機会もなく、
移民として寒い国へ行ったとしても、ウインタースポーツに
興味がわかないかもしれません。
夏季オリンピックとは随分顔ぶれが違うなあ、といつも思っています。

白人ワールドな冬季オリンピックで、人間が採点する競技は、
もしかするとこれまでアジア人はある意味、不利な点があったかも
しれないですね。
おまけにアジア人が活躍すると、規則を変更されて、
勝てないように仕向けられたことがあったかもしれないですね。
これって、ひがみ根性？

変更といえば、フィギュアの採点方法が変わって
なんだかみんな演技が画一的になって、個性がなくなって、
観る楽しみが半減しましたよね。
まるで、点数かせぎばっかり考える日本の受験生みたい。
つまらない。でも、やっぱり楽しみ・・・。