香港はこのところ大変なことになっているようですね。
正直に怒っていて、ある意味、うらやましい気もします。
日本でも疑問に思うこと、反対することに対して
もっとぶつけていいと思うのですよ。
まやかしだらけで、
まともな国ではないですからね、今の日本は。
と、香港のことを思い出したので、
久しぶりに香港レポートを再掲します。
深圳(シンセン)に行ったお話です。
******************
深圳に行った話から始めましょう。深圳というのは香港のすぐ隣にある中国の都市で、経済特区になっています。8月2日(木)仕事でシンセンに行くことになりました。ここの会社が頼んでいる印刷会社は香港にあるのですが、印刷工場はシンセンにあります。で、印刷のことで問題が起こって、最終チェックをする必要が出て来たため、もちろん私が直接の担当ではないのですが、ちょうどいい機会なので見学も兼ねて担当者と一緒に行くことになったわけです。
香港のホンハムという駅から電車に乗って行きました。香港側で電車を降りて、すごい人の波に従って香港から出て、歩いて小さな川の小さな橋を渡り深圳に到着しました。う~ん、ここは中国。やはり違う国ですね。入境(一応、同じ国とされているので、入国ではなく入境と言います)してからも、途中でもう一度チェックがありました。
今回は2つの会社の印刷工場に行ったのですが、どちらもきちんと整備されているという印象。まあ、印刷工場は印刷工場、使っている機械も日本と同じ、印刷工場に入ったときのにおいも同じ、でした。全然違うのは、働いている人たちの顔ぶれ。日本ではおじさんやおばさん、はたまた外国人の人たちというイメージですが、ここではみんな20歳そこそこの若者たちばかり。2つ行った中で大きいほうの会社には工場の目の前に立派な寮もありました。問題はなんとか解決、やればできるじゃん、ということでとりあえずは一件落着。
その大きいほうの印刷工場はなかなかすごくて、印刷しているものはほとんどがアメリカやオーストラリアの出版物。それも、とてもセンスのいい本がたくさんあって、色もいい色が出ていました。
見学をしているときにおもしろかったのは、印刷中のページや刷り上がったばかりの本をくれたこと。見学をしているときに世界的に有名なLonely Planetという旅行ガイドを刷っていることを「発見」した私は、感激。刷り上がったページを見ると、なんと私の行ったことがあるカリブ海の小国、グレナダのページがあるではないですか。嬉しくなって、これもらってもいいですか、と聞いたら、もちろん! そしてそして、そのあと、とてもステキなお料理の本も「発見」。これは製本の仕方について説明したときに使ったのですが、これも、もらっていいですか、OK! ということで、get。一緒に行ったほかの3人もそれぞれget。おみやげ付きの工場見学、楽しいですよね。
日本で大日本印刷といった印刷工場の工場見学したことはありますが、説明をするときには刷り上がったページを使うけれど、それをもらうことはできなかったのです。出版社の立場からすれば当然ですよね。まだ世に出ていない本を第三者が手にしてしまうわけですからね。そのあたり、中国はテキトーでいいなあ、と思いました。それにしてもLonely Planetをここで刷っているなんて感動モノ、の日帰り出張でした(何しに行ったんだ!?)。
そして、2日後の土曜日、また私は深圳に佇んでいました。同僚のKさんと一緒に遊びに行くことになったのです。Kさんは印刷工場には行かなかったので、私も深圳に行きた~い!と、急に一緒に行くことに決めたわけ。ショッピングに飲茶、フットマッサージと楽しんできました。
フットマッサージの店はなんだかすごかった。フットマッサージしてもらっている最中に、あれをやらないかこれをやらないかと次々と話しかけてくるのです。腕のマッサージやら脱毛やらフェイシャルやらマニキュアやら。おまけにその店の人でないのに店に入ってきて、DVDとかVCDとか売りつけてきたり、飲み物のオーダー取ったり。いらない!というだけで疲れちゃいました。きりがないのですよ、まったく。で、店の外に出てホッとして。私たち何しに来たの?と二人で大笑い。
******************
懐かしい香港時代のお話でした。
正直に怒っていて、ある意味、うらやましい気もします。
日本でも疑問に思うこと、反対することに対して
もっとぶつけていいと思うのですよ。
まやかしだらけで、
まともな国ではないですからね、今の日本は。
と、香港のことを思い出したので、
久しぶりに香港レポートを再掲します。
深圳(シンセン)に行ったお話です。
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深圳に行った話から始めましょう。深圳というのは香港のすぐ隣にある中国の都市で、経済特区になっています。8月2日(木)仕事でシンセンに行くことになりました。ここの会社が頼んでいる印刷会社は香港にあるのですが、印刷工場はシンセンにあります。で、印刷のことで問題が起こって、最終チェックをする必要が出て来たため、もちろん私が直接の担当ではないのですが、ちょうどいい機会なので見学も兼ねて担当者と一緒に行くことになったわけです。
香港のホンハムという駅から電車に乗って行きました。香港側で電車を降りて、すごい人の波に従って香港から出て、歩いて小さな川の小さな橋を渡り深圳に到着しました。う~ん、ここは中国。やはり違う国ですね。入境(一応、同じ国とされているので、入国ではなく入境と言います)してからも、途中でもう一度チェックがありました。
今回は2つの会社の印刷工場に行ったのですが、どちらもきちんと整備されているという印象。まあ、印刷工場は印刷工場、使っている機械も日本と同じ、印刷工場に入ったときのにおいも同じ、でした。全然違うのは、働いている人たちの顔ぶれ。日本ではおじさんやおばさん、はたまた外国人の人たちというイメージですが、ここではみんな20歳そこそこの若者たちばかり。2つ行った中で大きいほうの会社には工場の目の前に立派な寮もありました。問題はなんとか解決、やればできるじゃん、ということでとりあえずは一件落着。
その大きいほうの印刷工場はなかなかすごくて、印刷しているものはほとんどがアメリカやオーストラリアの出版物。それも、とてもセンスのいい本がたくさんあって、色もいい色が出ていました。
見学をしているときにおもしろかったのは、印刷中のページや刷り上がったばかりの本をくれたこと。見学をしているときに世界的に有名なLonely Planetという旅行ガイドを刷っていることを「発見」した私は、感激。刷り上がったページを見ると、なんと私の行ったことがあるカリブ海の小国、グレナダのページがあるではないですか。嬉しくなって、これもらってもいいですか、と聞いたら、もちろん! そしてそして、そのあと、とてもステキなお料理の本も「発見」。これは製本の仕方について説明したときに使ったのですが、これも、もらっていいですか、OK! ということで、get。一緒に行ったほかの3人もそれぞれget。おみやげ付きの工場見学、楽しいですよね。
日本で大日本印刷といった印刷工場の工場見学したことはありますが、説明をするときには刷り上がったページを使うけれど、それをもらうことはできなかったのです。出版社の立場からすれば当然ですよね。まだ世に出ていない本を第三者が手にしてしまうわけですからね。そのあたり、中国はテキトーでいいなあ、と思いました。それにしてもLonely Planetをここで刷っているなんて感動モノ、の日帰り出張でした(何しに行ったんだ!?)。
そして、2日後の土曜日、また私は深圳に佇んでいました。同僚のKさんと一緒に遊びに行くことになったのです。Kさんは印刷工場には行かなかったので、私も深圳に行きた~い!と、急に一緒に行くことに決めたわけ。ショッピングに飲茶、フットマッサージと楽しんできました。
フットマッサージの店はなんだかすごかった。フットマッサージしてもらっている最中に、あれをやらないかこれをやらないかと次々と話しかけてくるのです。腕のマッサージやら脱毛やらフェイシャルやらマニキュアやら。おまけにその店の人でないのに店に入ってきて、DVDとかVCDとか売りつけてきたり、飲み物のオーダー取ったり。いらない!というだけで疲れちゃいました。きりがないのですよ、まったく。で、店の外に出てホッとして。私たち何しに来たの?と二人で大笑い。
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懐かしい香港時代のお話でした。