乗船モニター＆花見

去年１０月のエコボートツアーでは
日本橋川～神田川～隅田川～日本橋川と巡り、
とても楽しい思いをしましたが、
今回は「お江戸下町乗船モニター」なるものに参加。
といっても、２時間３０分の「固定便」にハズれたので、
仕方なく、「フリー便」に参加することに。
高橋（たかばし）から越中島まで２０分のコースです。
その近くに住んでいる友人を誘って、まずは森下駅で待ち合わせ。

森下駅から歩いて５分ほどの「のらくろード」へ行ってみました。
漫画の元祖「のらくろ」の作者、田河水泡が近くに住んでいたそうで、
「のらくろ」で街を盛り上げようと、
高橋商店街を「のらくろード」と名づけたそうです。
以前から友人が「しょぼい商店街」だと言っていたのですが、
まあ、確かに……。でした。
が、収穫は地元客でにぎわうレトロ喫茶店
「喫茶つかはら」を見つけたこと。
店先で、スパゲッティが巻きついたフォークも
ちゃんと浮いていましたよ。

ソーダ水あり、ミックスジュースあり、ナポリタンあり、
ミートソースあり、焼うどんあり。定番ですね。

ナポリタン……あ、でも、グラタンセット！を注文してしまいました。
トースト、ミニサラダ付きの、シンプルなマカロニグラタン。
う～ん、懐かしい味。粉チーズもちゃんとかかっていました。

おっと、こんなところで時間を取っていてはいけません。
高橋から乗船。５０人ほどの人で満員です。
小名木川から隅田川へ出ると、船がいっぱい。
いろいろ説明を受けながら、風を切って船は進みます。
あ、あの説明、エコボートのときに聞いた……。
ゆっくり楽しんでいる余裕もなく、あっという間に越中島着。
簡単なアンケートに答えて、無料クルーズは終わり。

大横川のきれいなサクラ並木を見ながら、門前仲町へ。
あそこのサクラは穴場です。人もほとんどいなくて。

深川不動尊近くの、「ペリニィヨン」という
あのあたりでは有名なケーキ屋で
おいしいケーキをいただきながらひとしきりおしゃべりしてから解散。

最後の最後に、近くにあった「伊能忠敬旧居跡」を確認。
そうそう、富岡八幡宮に伊能忠敬の像がいつの間にかできていて、
ちょっとびっくりしました。測量の旅に出る前に
お参りしてから行ったそうで。
尊敬する伊能忠敬、久しぶりに思い出しました。ハイ。

心が納得する

前回は、話題がタイムリーだったせいか、
いつもより３～４倍の方が訪れてくださいました。
どうもありがとうございます。って、今回はきっと激減か……。

それはいいとして。

桑田の言った「心が納得する」、
深い言葉だと思いました。

もう納得したから大丈夫、ここでやめても悔いはない、
ということだったのでしょう。

本当にやりたいと思っていることはやる。
どこかの段階で何らかの形で実行に移す。
ということを自分では基本姿勢としています。

そうでないと、いつまで経っても、
やりたいやりたい、と、ただ思っているだけ。
本当はあれがやりたかったのに、できなかった、
と後悔することになったりもします。

一方、いざやってしまえば、
結果が期待通りではなかったとしても、
やったというところで「心が納得する」のです。

最近の例で言えば、合気道。
合気道を始めてすぐにはブログに書かず、
続けられるかどうか様子を見てから
おもむろに書いたつもりでした。
去年の５月です。そして、日本武道館ネタも。
が、仕事が忙しくなって、中断。
秋になって復活を目指すもそのまま……。
日本武道館へも行ってしまったし、合気道はだいたいこんな感じ、
ということが分かって、納得してしまったのでしょう。
それはそれで、よかったと思います。
根性ないなぁ～～～、と自覚もしましたが。ははは。

そのあとに登場したのがヨガです。
これだ！と思う場所を見つけました。
情報源は会社の給湯室での雑談から、というところがミソ。

師匠は、日本にヨガを紹介した元祖のようなお方。
３８年も前からやっているのです。
インドに駐在員として住んでいたときヨガに出合って、
帰国後、会社を退職してヨガセンターを開いたそうです。

ううう、これこれ。これぞ本物！
こういうところを探していたのよ～！
２月から通い始めたばかりですが、はっきり言っていいです。

この話は順次書いていく予定です。お楽しみに！

日本１敗、桑田引退、松井結婚

ちょっとちょっと、待ってよぉ～。
そんなに一度に来ないで～～～。
お菓子は１日１個まで（！！？？）。
大きなニュースが三つも一緒に飛び込んできました。

ワールドカップのアジア３次予選、日本VSバーレーン。
前半を見ているうちに、「あ、これは負け試合だ」と
確信しました。だいたい、精彩がなさすぎる……。
これって、なんなの！？というほど、
決め手に欠ける試合で。これでいいのか！？

後半は見ないで寝てしまおうかと思いながらも、
見てしまいました。案の定、負け。
高原の欠場も痛かったですね。

と、桑田引退のニュースが！
メジャーに昇格できないことが確定したから、とのこと。
う～ん、残念無念。でも、本人はサバサバでしょう。

この機会に初めて桑田のブログを読んでみました。

「野球だけではなく、料理や洗濯、英語の勉強など、
　全てのことに心を込めて生きているよ。
　少しでも前に、少しでも進歩したいからね。
　そうでないと、生きていてもつまらないからね。

　どのようなものからでも、必ず学べることがあると思うんだ。」

いかにも桑田です。
引退にしても、「僕の心が納得し」「燃え尽きた」、
それが、「美意識」に感じられる、と……。

今後のことには触れていませんが、
これで巨人のコーチになったら、話が出来すぎでつまらない、
ここらで出家でもしてくれたら、「やっぱり！」と
思えてしまうけれど、それは２０年早いか。

疲れてしまった人や世間になじめない人やウツの人、
そんな人たちを集めて「人間学校」を作るというアイデア、
いいと思いませんか。そこで桑田と一緒に学ぶ。

そういえば、岡山駅のホームから人を突き落としたという殺人事件、
息子を殺された父親がすごいことを言っていました。

息子は死んでしまって、もう帰ってこない。
犯人には、しっかり更生してもらって
世の中の役に立つ人になってほしい。

犯人が憎い、息子を返してくれ、と言ってもおかしくないのに、
息子を殺された直後にそんなことが言えるとは、
懐が深い、素晴らしいお方なのでしょう。
きっとふだんから心が広く、人を悪く言わない、
人から尊敬される、そんなお方なのでしょう。
考えさせられるものがありました。非常に印象に残りました。

あ、松井の結婚決まる、のニュースは「オマケ」扱いです。

神保町ぶらぶら

ある暖かい日の午後。
前から約束していて、延び延びになっていた、
知人との神保町散策。いよいよ決行。

静邨（せいそん）にて、シコシコ絶品のとろろせいろで腹ごしらえ。

すずらん通りに戻って、内山書店の５階にあるアジア文庫へ。
ここは大好きな書店なのに、行くとゾクゾクしすぎて大変。
おもしろそうな本がありすぎるのです。

靖国通りへ出て、柏水堂（はくすいどう）。
ここ、一度も入ったことないのよね、と言いながら
外から店内を眺める怪しげな二人組。
あ、あれ、買おう！

ケーキの切れ端なるものを３００円で購入。
これは、いと珍し。めっけもんでした。

タキイの種屋さんがやっている「植物図館」では、
さんざん、種の楽しいネーミングに笑いながら、
ゴボウ、インゲン、サニーレタス、ハーブなど
出自のはっきりした種を購入。よかったよかった！

そして、御茶ノ水駅近くの怪しげなイラン人の店をのぞいてから、
近江屋洋菓子店でショートケーキ＆ドリンクバーでひと息ついて。
のつもりが長居して、閉店間際の最後の客となりました。

う～ん、この微妙なおなかの感じ。
ガツンと食べられそうもない……。
そこで選んだのが、紅茶専門店のタカノ。
メニューにあれば必ず注文する、
ラプサンスーチョンという中国系の
くさーーーいお茶を注文。
ふふふ、この臭さ、久しぶり。
基本の「き」のようなミックスサンドを半分こ。

またここでも、最後の客に……。

あ～、大収穫大満足の神保町散策でした。
やっぱ、神保町大好き！！

車内が暑い季節

ポカポカ陽気。でも、朝晩はすっきり。
お出かけするのにいい季節ですね。

でも、この季節一番イヤなのが電車の中。
車内が一番暑い季節なのです。

京王線に乗っただけで暑い！
朝、程よくすっきりとした空気の中を歩いてきても
電車に乗り込むと、むーーーっとした空気。

ちょっとちょっと、窓開けてよ！
窓を開けるようにアナウンスしてよ！
窓を開ければ、気持ちいい風が入ってくるでしょ！

と、いつもいつも思っているのですが、
増殖中の花粉症人たちのことを考えると、
積極的に窓を開けろとは言えないのか、と……。

電車に乗っていると、どこかの時点で（新宿が近づくと？）
うわ～ん、と、送風のようなものが入ります。
それでも、もわ～ん、としているだけ。

最近、どこへ行っても、だれと会っても
花粉症の話になります。
外出を最低限に控えている、もう大変、
といった話を聞くにつけ、
電車の窓を開けるなど酷な話なんだろうな～
と思わざるを得ません。

でも、窓を開けたい……。
それが一番「エコ」だし……。

対策としては、新入社員や大学生が街にあふれて
電車が込むこの季節、
込んだ電車に乗らないことですね。
の～んびり各駅停車で行きましょう！
（って、のん気に言えるのは、京王線だけ！？）

春の種まき

久しぶりの畑日記です。

今年３月から２年間借りる区民農園、
先週耕す作業を終え、今週は少しだけ種まきをしました。

カブ、ホウレンソウ、おいしい菜。

おいしい菜は小さくふだん草とも書いてあります。
先月のハイキングで鋸山に行ったとき、
浜金谷駅の近くで買いました。
どうしてそんなところまで行ったときに種を買ったかというと、
その種が岩手産だったから。

実は、日本産の種、なかなかないのです。
デンマーク産のホウレンソウだったり、
イタリア産のカブだったり、
アメリカ産のブロッコリーだったり……。

種は海外からたくさん入ってきています。
いかにも日本らしい野菜でも、それは同じ。

海外から来るようになった経緯を調べたいところ。

これだって、フードマイレージのうちに入りますよね……。
普通なら、生産した場所から消費者に届くまでの距離や輸送手段、
と考えそうですが、種の生産地から入れてもいいはず。

そうなると、ぜひ日本産のもの、
それも「素性の知れた」ものを手に入れたいところ。
が、これがなかなか難しいのです。

そこそこ妥協して、やっているのが現状で。

浅田優勝、でも中野ガンバレ！

昨日の暴風雨、すごかったですね。
雨も風も、まるで台風が来たかのよう。

週の途中にある嬉しい祝日だから、
洗濯、部屋の片付け、お出かけなど計画していたのに、
くら～い気分になって、
１日中ただただ引きこもってしまいました。

さてさて、フィギュアスケートの世界選手権で浅田真央優勝、
という明るいニュースが飛び込んできました。
ショートプログラム２位、フリー２位、でも優勝。
よかったですね。

本当は中野友加里にも表彰台に上がってほしかった……。
ショートプログラムは３位だったのに、結果的には４位。
あと一歩でした。
最初のころ、中野はなんだかパッとしない、
なんて思っていましたが、最近は俄然応援したくなります。

なにかにつけて「脚光を浴びる」浅田や安藤とは違う、
ただ一生懸命やる、というなにかキラリとしたものを
持っている、そんな気がしているのです。
表情もとてもよくなってきたし。

フィギュアスケートといい、ゴルフといい、
テニスといい、マラソンといい、
女子の活躍がすごいですね。

レスリングの浜口のオリンピック出場決定も
嬉しいニュース。ステキな笑顔でしたよね！

TESCO ＋ つるかめ

「TESCO」と「つるかめ」というとてもヘンな組み合わせ。
んんん、納得しがたい……。

TESCOといえば、イギリスのスーパー。
アメリカやタイなど、世界でも展開しています。

つるかめは、安さが「売り」のディスカウントスーパー、
仙川、調布、祖師ヶ谷大蔵など、
意外といろいろなところで出くわします。

TESCOが日本に進出するにあたり、つるかめなどのスーパーを
買収してしまったのですね。

それで、そんなヘンな構図が出来上がりました。

去年、どこかの情報で、コンビニ形式のテスコエクスプレスが
大泉学園にオープン、というのを知って、
気になったものの、そこまでわざわざ行くほどでは……
と思い、正直、その後忘れていました。

当時は、純粋にTESCOのコンビニが来る！と
密かによろこんでいたのです。

ごく最近になって、「街はぴ」の投稿で
明大前にもあるというのを知って、
そんなに近くにあるなら行かねば！と早速行ってみました。

へ？　これってただのつるかめ！
看板は確かにTESCO expressとなっています。
が、外に積みあがった商品からしてつるかめそのもの。
中に入ってみても、ディスカウントスーパー。
生鮮も売っているのが仙川店とは違うけど。

で、かろうじて、ほんの片隅にTESCOブランドコーナーがありました。
紅茶、ビスケット、トマトソース、スープなどが
かろうじてありました。

せっかくなので、紅茶とスープを購入。
うん！　紅茶はばっちりイギリス！
ティーバッグの袋の目？が荒くて、
しっかり濃い紅茶が出ます。
日本でティーバッグを買うと、薄い紅茶しか出ないけれど、
これなら本物です。袋が丸いのもイギリス！
早速、ミルクをたくさん入れていただきました。

ヘンな組み合わせでも、これなら
忘れたころに紅茶を仕入れに行くにはいいかもね。

庭園散歩＆神楽坂

今日は午後おさぼり。
こんなに大胆にバラしちゃっていいのか！？
はいはい、大丈夫。平気平気。そんな会社です。

先週の新宿御苑＆ホテルオークラお茶体験に引き続き
東京都観光ボランティアの「実踏研修会」に参加。

今日のコースは「日本の街並みと都心のオアシス」。

また都庁集合。都営大江戸線で飯田橋へ。
小石川後楽園散策からスタートです。

すぐ近くにある日中友好会館へは何度か足を運んだことがあるものの、
小石川後楽園へ入るのは初めて。

日本の自然（と中国も）が凝縮されていて、
京都の渡月橋、白糸の滝から、木曽川（を模したもの）
まであってびっくり。近くの小学生が田植えまでするそうです。

確かに都会のオアシス、思ったより広い庭園でした。

そのあとは神楽坂へ。指をくわえながら、
紀の善（有名な甘味処）やペコちゃん焼きを横目で見て、
迷子になりそうな、楽しい路地裏散策。
案内コースにある毘沙門天と赤城神社の
場所を確かめてから解散。

やった！
赤城神社で解散とくれば、すぐ近くの亀井堂に行ける！
さっそく向かったものの、お目当てのクリームパンはすでに売り切れ。

がっかりしながらも、せっかくなので
神楽坂をのんびり散策して帰りました。とさ。

目の保養に： 曜変天目茶碗

最近、茶道づいています。
せたがや梅まつりで濃茶をいただいたり、
ホテルオークラでお茶体験をしたり……。

そんな抹茶な気分の続きで、
クラクラしてしまうような素晴らしい茶碗を拝見してきました。

静嘉堂文庫美術館　「茶碗の美　－国宝・曜変天目と名物茶碗」

曜変天目（ようへんてんもく）茶碗は、
大阪の藤田美術館、京都大徳寺龍光院、
そしてこの美術館にしかない、大変貴重なもの。
中でも、ここの曜変天目の美しさはダントツです。

ずーーーっと前、茶道を習っていたときから
一度は見てみたいと思っていました。
が、静嘉堂文庫美術館の所蔵とはいえ、
いつも見られるわけではありません。
今回も３年ぶりの公開とのこと。

当然、期待は高まります……。

わ、わ、まず、すごい人にびっくり。
不便なところにあるのに、さすが国宝の吸引力で、
いかにも茶道をたしなんでいるような方々がいっぱい。

お目当ての曜変天目、うっとりするような美しさでした。

もう一つのお目当て、油滴天目（ゆてきてんもく）は
思ったものと違っていました。
昔、茶道雑誌で見たものは、大阪市立東洋陶磁美術館の
ものだったようです。

ほかの名物茶碗にはほとんど興味がなく、
天目茶碗のあの姿、あの形に、ただホレボレ……。

天目茶碗に関しては、こちらに詳しく紹介されています。

さぁて、そろそろお抹茶を買って、
自分で立てたいな……。