ちょっとしたドライブに必ず持っていくバーナー。
10年以上大切に使っていたものが壊れたらしく、
おニューです。
試しに使ってみようということになり。
で、ふたの透明の部分に、
沸々と茶色い液体が循環し始めました。
家のテラスでプチアウトドア?
アウトドアで使うパーコレーター。
コーヒーを入れる道具です。
もうかなり古いものです。
キャンプへ最後に行ったのはもう10年前かなあ。
本栖湖の洪庵キャンプ場。10月頃だったと思います。
朝、起きてテントから顔を出すと、
キ~ンとした冷気のなか、目の前にドカ~ンと富士山。
スゴ寒で身体が固まってしまいそうな時に、
主人が作ってくれた豚汁がすごくアチチで美味しかったのを覚えています。
そして食後にこのパーコレーターでコーヒー。
仕組みはすごく簡単。
なかにこういうのが入ってるの。
上の蓋を取って中にコーヒーを入れます。
ミルクコーヒー。
簡易的なものなので
本格的な美味しいコーヒーとまではいかないのですが、
どうしてだろう、
富士山を眺めながらスゴ寒い10月の本栖湖。
あの時飲んだコーヒーはすごくありがたくて
すごく幸せな美味しさだったのです。
フレンチ、イタリアン・・・
そういう贅沢なカテゴリーにある美味しさとかじゃなく、
人としての感受性を呼び起こしてくれるような、
感謝を全身で感じる「美味しい」。
食と人が関わる原点なんじゃないかなあ。
最近こういう「美味しい」を思い出すようになりました。
みなさま素敵なクリスマスイブを!