六本木の喧騒から
ひとつ路地に入るとその通りには、私にとって懐かしい学校があります。
入口の扉は微妙に少し持ち上げないと中に入れない。ボロいの。
やっとこ入ると脚本家を目指す生徒でギッシリ。
私も数年前、生徒の一人でした。
学校で親しく話をしていた男の子がいました。
彼は昼間工場でスズを溶かしたりして働きながら
脚本家を目指していたのです。
とても印象深い人でした。
先生が
「まさか北の国からの主人公を間違える奴はいないよな。たまにいるんだよな」
そのスズ工場の彼は私の方に
「ジュン君っすよね」と言い出すもんだから
グーでドついてやりました。
たぶん脚本家は無理かもな。。。なんて。
でもね、なんだろ彼のことは今でもものすごく覚えているんですよ。
下手くそなことをやっていても
自分の姿をさらけだして前進している人というのは
必ず人の記憶に残り、ふと思い出し、そして、
ふふッて・・・笑っちゃう。
で、だんだん記憶が鮮やかに蘇ってくるとその姿にカッコ良さを感じたりするのです。
脚本家の倉本聰さんの科白で、
人は負けると北へ向かうんだと。
負けるって何?
今から思えば、この「負ける」。。。
失礼ながら、男としての下り坂のことだったのでしょうか。
倉本さんが北へ向かい私達に届けてくれた「北の国から」というドラマ。
ジュン君を通して
不器用に生きるとうさん。
男としての下り坂を不器用に生きる姿に、涙、そしてまた涙。
切なさや肩にぽっかりのった哀愁、そしてその姿に
数年経った今でも人として偉大さを感じています。
とうさんの家は確かTVは無く風力発電でした。
水は沢から引いていたし。
とうさんは今頃月明かりの下で何をしているのでしょうかね。
今なぜか、あんな人がすごく気になります。
要領の良い人と要領の悪い人、
どちらが好きですか?と聞かれたら少し考えてしまうけど、
質問を少し変えるだけで答えというのは意外と簡単に出てくるものです。
どちらに寄りそうと心がホッとしますか?
ひとつ路地に入るとその通りには、私にとって懐かしい学校があります。
入口の扉は微妙に少し持ち上げないと中に入れない。ボロいの。
やっとこ入ると脚本家を目指す生徒でギッシリ。
私も数年前、生徒の一人でした。
学校で親しく話をしていた男の子がいました。
彼は昼間工場でスズを溶かしたりして働きながら
脚本家を目指していたのです。
とても印象深い人でした。
先生が
「まさか北の国からの主人公を間違える奴はいないよな。たまにいるんだよな」
そのスズ工場の彼は私の方に
「ジュン君っすよね」と言い出すもんだから
グーでドついてやりました。
たぶん脚本家は無理かもな。。。なんて。
でもね、なんだろ彼のことは今でもものすごく覚えているんですよ。
下手くそなことをやっていても
自分の姿をさらけだして前進している人というのは
必ず人の記憶に残り、ふと思い出し、そして、
ふふッて・・・笑っちゃう。
で、だんだん記憶が鮮やかに蘇ってくるとその姿にカッコ良さを感じたりするのです。
脚本家の倉本聰さんの科白で、
人は負けると北へ向かうんだと。
負けるって何?
今から思えば、この「負ける」。。。
失礼ながら、男としての下り坂のことだったのでしょうか。
倉本さんが北へ向かい私達に届けてくれた「北の国から」というドラマ。
ジュン君を通して
不器用に生きるとうさん。
男としての下り坂を不器用に生きる姿に、涙、そしてまた涙。
切なさや肩にぽっかりのった哀愁、そしてその姿に
数年経った今でも人として偉大さを感じています。
とうさんの家は確かTVは無く風力発電でした。
水は沢から引いていたし。
とうさんは今頃月明かりの下で何をしているのでしょうかね。
今なぜか、あんな人がすごく気になります。
要領の良い人と要領の悪い人、
どちらが好きですか?と聞かれたら少し考えてしまうけど、
質問を少し変えるだけで答えというのは意外と簡単に出てくるものです。
どちらに寄りそうと心がホッとしますか?