子供の頃、滑り台で遊んだ時の事をを覚えていますか。
ワクワクドキドキしながら滑っていた滑り台。
この階段を駆け上がる時、
どんな感じでしたか。
早く滑りたくて待ち切れない。
好奇心たっぷりで
おしりが摩擦で「熱ッ」って。
怪我をして
それでもまた懲りずに階段を上る。
好奇心に向かってまっしぐらでした。
いつ頃からでしょうか。
好奇心はあるのに
ワクワクするより
ドキドキ緊張するようになりました。
怪我をするのを避けるために、
迷い悩み、
「今、人生の岐路なの」と大袈裟な表現をしてみたり、
占いをしてみたり。
目の前に階段があるのにどうして上がろうとしないのか。
失敗をさける人生を選択して
何も変化のない自分に喪失感も多々。
失敗をして得る事の方がはるかに大きいことを時々忘れているのであります。
子供の頃は小さいから歩く道も広く感じて、
すぐ隣には親の手で守られていました。
大きくなったら
道幅も狭く知らない人と袖すりあうようになると
何だかとても窮屈で
自分のテリトリーをしっかり守るようになってしまったり。
滑り台か・・・
滑った後、また逆上りして再度滑るあの逞しさは
どこへ行ってしまったのでしょうか。
自分の大切な人にバシッと言ってみてください。
「私、今から滑るから見てて」って。
もうやるっきゃないでしょ。