シベリア鉄道9400キロ

宮脇俊三著。

久しぶりに読みました。

シベリア鉄道は私のあこがれでした。

いつか、乗りたいと思っていました。

ソ連がなくなり、宮脇さんの頃のシベリア鉄道旅行はもう再現できません。

それがよけいにこの本の価値を増しています。

宮脇さんの本は今となってはすべてが再現不可能な追憶の旅の記録になっています。

ネットで調べて、ナホトカ航路がもうなくなってしまったことを今日知りました。

知らない間に失ってしまうものはいくつもあり、それを知らずに過ごすことは多くあるのでしょうが、それにしてもナホトカ航路がなくなったことを知らなかった自分にあきれてしまいました。

飛行機大嫌いだったころはナホトカ航路とシベリア鉄道でヨーロッパに行ってやろうなんて思っていましたっけ。