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カプチーノノート cappuccino note

日々更新。ネタ探しの毎日。今日もいいことありますよ。

「女三人のシベリア鉄道」を読む

2015-03-13 | 本を読む

まゆみ著 集英社。

女友達三人でシベリア鉄道に乗ったというお気楽な本かと思ったら、さにあらず女三人とは与謝野晶子、中條(宮本)百合子、林芙美子のことなのでした。

この三人の旅行記、日記が森さん自身のシベリア鉄道旅にシンクロして次々紹介されていきます。

私は不勉強でほとんどこの三人の本は読んでいないので、ただただ森さんの勉強の成果に感心してしまうのみです。

ただシベリア鉄道については期待していたほどの情報がありません。

最近BSTBSで「伊藤英明の大シベリア」という放送がありましたがここでもシベリア鉄道についてはあっさり触れた程度でした。

そこで逆に宮脇俊三さんの「シベリア鉄道9400キロ」がよくあれだけシベリア鉄道について書けたものだと再認識しました。

だってぼーっとしてたらシベリア鉄道なんてあっという間に乗り終わってしまうでしょう。

そんなに事件だって起こるわけもないし…。

宮脇さんの本のあとがきになかなか筆が進まなかったという一節がありましたが、その意味がわかったような気がします。

コメント
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