きのうからYouTubeで中森明菜さんのライブ4本を観ています。
いやーすごい。こんなすばらしい動画をタダで観られるなんて。
観ていて感動して楽しいんですが、だんだん悲しくなってきます。
中森明菜とほぼ同時代を生きてきて、彼女がアイドルで頂点にいた頃ははっきり覚えている(歌詞も覚えている)のに、その後の彼女のつらい時代のことは記憶にないのです。
ライブで彼女は「もう26歳だよ、デビューして10年経っちゃった」と語っていましたがそれからさらに30年経ってしまいました。
彼女の歌が、強い(フリの)女の子の曲から恋を失う曲ばかりに切り替わっていくのがただかわいそう(かわいそうたぁほれたってことよ)。
つくづく、自分も含めて大衆とは、純粋なアイドルを疲弊させ、消耗していく残酷なものだと感じてしまいます。