2022年9月30日(金)余市のホテルを出て余市駅に向かいます。
余市駅にコインロッカーがあるのを確認して余市蒸溜所に行きます。
9時からの余市蒸溜所の見学を予約していました。
「マッサン」を現在進行形で観ている私にはリアルタイムのロケ地です。
夏に宮城峡蒸溜所を訪れ、次は余市蒸溜所に行こうと思っていたのでした。
余市蒸溜所にもトイレの手前にコインロッカーがあり、しかも100円返還方式なので助かりました。
身軽になって、蒸溜所を見学しました。
余市の持つ地霊というか、土地の持つ力を感じました。
まさにウイスキーの聖地です。
ドラマにも出てくるブレンドの研究所だったリタハウス、大日本果汁の事務所、旧竹鶴邸の実物を見て、感激しました。
ウイスキーの製造工程を見学して、いよいよ無料試飲です。
余市、スーパーニッカ、アップルワインを飲みました。
ところでYouTubeを見ていたら、「水曜どうでしょう」の鈴井さん、安田さん、「おにぎりあたためますか」の藤尾さんが出ている番組で余市蒸溜所を見学する場面で無料試飲の場面になったら、なんと鶴17年と余市10年を飲んでいました。
10年前の番組だったみたいで、10年前にはそんないいお酒を試飲させていたのかーとびっくりしました。
ということで、私は余市ノンエイジはすでに飲んでおり、現行スーパーニッカは飲んでいなかったので、スーパーニッカがサントリー角のような味だったのがちょっと悲しかったです。
見学はここで終わり、ディスティラリーショップノースランドに行きました。
帰りは飛行機なので、そんなに買えないのでどうしようと思っていましたが、思っていたより品揃えが少なく、欲しいと思っていた余市のブレンデッドとシングルモルトミニボトル3種類を買いました。
その後、ウイスキー博物館に行き有料試飲をしました。
一番高い余市シングルカスク10年1000円、竹鶴17年400円、余市2000s400円を頼みました。
こちらも夏に行った宮城峡の有料試飲より、品揃えが少なかったです。
味は値段どおりにシングルカスクがおいしかったです(バカ舌感想)。
博物館にはマッサンの衣装、小道具が並んでいて、また興奮しました。
酔っぱらって、見学コースを逆戻りします。
見学参加者は蒸溜所内を歩いて正門に戻ることができます。
旧竹鶴邸の玄関ホールに入り、竹鶴さんの銅像に向かい合い、旧事務所を眺めます。
正門を出て、余市駅で荷物をコインロッカーに入れ、余市の町を歩きます。
目指すは旧竹鶴邸跡地、旧竹鶴邸のあったところです。
歩き続けて、草原の中に門がありました。
中に入ると草木が茂っていました。
残っていたのは石灯籠と蔵と物置でした。
旧竹鶴邸がここにあった頃はこの辺りももっと開けていたんだろうなと思いながら、次の目的地へ向かいます。
小高い丘の上に墓地があり、頂上を目指します。
ふとそこに薄いオレンジの墓石があり、確認するとそれが竹鶴政孝さん、リタさんのお墓でした。
墓石の裏には「IN LOVING MEMORY OF RITA TAKETSURU / MASATAKA TAKETSURU」とありました。
お墓から木にさえぎられていますが、余市蒸溜所が見えます。
あたりには誰もいません。
ここで、この旅が終わった感がしました。
後は、列車に乗って新千歳空港から飛行機に乗るだけです。
余市蒸溜所の脇を通り、余市駅に戻りました。
2階には冬季オリンピックの展示と余市ウイスキー、マッサンのポスターが飾ってありました。
さらば、余市。
次に来る頃は函館本線の一部区間が廃線となって列車では来れないかもしれません。
小樽で快速エアポートに乗ると列車は新千歳空港まで直通で走ります。
空港のコンビニでサンドイッチを買い、昼食にしました。
成田空港から京成電鉄に乗り、家に帰ります。
打ち上げをして、7日間の鉄旅は終わりました。
鉄旅編の動画をアップしました。下のイラストをクリックしてください。
余市蒸溜所については別の動画にまとめます。