ソウルでまだ行っていないところがありました。
景福宮駅で下りて地下道を通り国立古宮博物館に行きます。
以前景福宮に来た時、休館日か何かでこの博物館に入れませんでした。
中では李王朝の遺物が展示されていました。入館料無料なのがうれしいです。
特に目についたのは王族の持っていた金印やら銀印やらです。亀や想像上の動物がかわいいです。
課外授業らしい小学生や中学生がうるさかったですが、入場無料なのでしかたありません。
ミュージアムショップで物色しましたが、結局何も買いませんでした。
景福宮をリピートする元気はありませんでした。
さて、時分時となり(この表現向田邦子ドラマで初めて知りました。めし時ということです)食べたいものがありました。
それはブデチゲです。なべにソーセージやらランチョンミートやら辛ラーメンが入っている軍隊食のようなものです。
地球の歩き方に載っている店に行くため、また地下鉄に乗り、イデ梨大駅で下りました。
そうとうくたびれた足で地図の場所に行くとそんなお店はどこにもありませんでした。
このどこにもないということを確認するのに何度行き来したことか。つかれがどんどんたまります。
だいたいこの地球の歩き方、本屋さんで買ったばかりなのに2014-2015年版だったのが気になっていました。
変化の激しい韓国なので、もう情報が古いのでしょう。
じゃー、どうしようと地球の歩き方を見ると近くに「ユルチョンネンミョン」という冷麺屋さんがありました。
ここも行ってみると本の写真の赤看板が緑看板になっていました。
階段を下りて店に入り、ピビンミョンとカルビマンドゥを頼みました。
ピピンミョンは春川で食べたマッククスそっくりでした。しかし、これがおいしかったー。
なんとか元気を取り戻しました。
やることなすこと、なんかうまくいかないことが多い旅でした。
このあと、タプシンリ踏十里駅へ行き、骨董品店へソバンを買いに行くつもりですが、こんなことだときっとお店が休みだったり、もう売れてしまったということになりそうな予感がしました。
それでも、行くしかありません。