「マッサン」は戦争下の苦しい生活が続きました。
とは言え、社長さんなのでいい服を着て、よさげなものを食べていました。
しかも、北海道の余市なので戦争の被害はあまりなかったのでした。
ただ精神的にエリーにだけは厳しい日々でした。
ようやく戦争が終わり、進駐軍から、余市蒸溜所だけは爆撃の対象から外れていたという種明かしみたいな話をマッサンは聞きます。
戦後に進駐軍向けにウイスキーが必要となるからだという理由です。
ここで余市蒸溜所にエリーがいることがわかっていたから、爆撃しなかったというエピソードを付け足したら、見ている人はウソでしょうとは思いますが、ドラマのウソとしておもしろかったと思います。
戦争を描いたドラマは今までいろいろありましたが、年々見ているのがつらくなります。
それだけ私が平和ボケしているんでしょうが、ドラマ自体も戦争のリアルから離れてしまっているような、こんなじゃなかったろうに…、でも、今だとこれくらいの表現で十分なのかとか考えてしまいます。
139話でエマの俳優さんが変わっていたのでびっくりしました。
戦争が終わり、マッサンはまた庶民に売れるウイスキーを開発しなければならなくなり、これからどうなるか、楽しみです。
さて、余市蒸溜所でボトリングしていないという話でがっかりしたという話を動画で紹介しましたが、Wikiによるとニッカは昭和27年には東京でボトリングをし始めたようです。
当時、ビンが輸送中に破損すると出荷時にかかった税金を損してしまうからだそうです。
その東京工場が柏に移転したのだそうです。
納得しました。