第729話 死という衝撃

2014年05月08日 05時06分36秒 | Weblog
ただひたすら疲労回復にのみ努め、ゴロゴロ過ごしたゴールデンウィークがあけた朝、
訃報が届く。
のほほんと我が家が過ごしていた時、別のところでは父親の死を迎えていたことに
ショックを受けながら、故人との思い出とその早すぎる死を思う。

亡くなったのは、初めての上司・H次長である。
私が最初、入社した折は課長で各課への挨拶回りを共にしていただいたことを思い出す。
最初の上司であるH次長には「考えて仕事をする」ことを教わった。
今もその教えを守り、絶えず考えながら仕事をし、気づいたことは改善に努めている。

育児休暇中に体調を崩されたことを聞いてから7年ほどになろう。
きっとその前から体調不良を抱え、
術後からの闘病生活はご本人にとってもご家族にとっても色々あったことと思う。
気丈にふるまう奥様とお子様の様子に突然のことではなく覚悟あってのことだと思うが、
覚悟あったとしても現実としてのその衝撃は計り知る由もないほどもすさまじいものだろう。
立派に成長されたご子息とお嬢様のご様子にH次長の父としての存在を思う。

会葬辞退であったが、
最後にどうしても一目お会いしたく、こちらの思いを通す形で行った昨日の通夜から今なお、
H次長に心からの感謝とご冥福を祈るばかりである。


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