「首とった」
「施しは?」
「石高は?」
え、何、この日常会話にないやりとりは?
どうやらパパが息子(小3)に
「信長の野望」(シミュレーションゲーム)を吹き込んだ模様。
ワ~
漏れ聞こえる軍勢音に合戦中とみた。
小さき身なれど、一国の主となって領土を増やすは男のロマン。
「のぶやぼ、やろう」
今風に略しているが、外にもいかず、家の中で戦いに明け暮れる休日。
当主となり、内政で自国を富ませて軍事力を蓄え、
他の勢力を合戦で討ち滅ぼすことで天下統一を果たす。
兵が多すぎても少なすぎてもだめ、
適度な施しを与えねば兵(部下)たちのやる気が・・・
実によくできた(人間臭い)ゲームである。
パパ曰く、
経営者の手腕問われるこのゲームによってバランス感覚を身につける
らしいのだが、
我が息子はいきなり当主(社長)から始められる身分でもなし・・・
まぁ、こういう形からでも
日本地図に興味を持ってもらえるなら それでよしとしよう。