第1879話 初めてのお給料

2018年05月26日 08時30分00秒 | Weblog

我が部に新卒のアルバイトがいる。

配られた給与明細の額を見て、喜んでいる彼女に先輩が言う。

「明細の額を見て、高いと思って喜んでいるなら

その額に見合う働きができていないってこと」(にっこり)

 

大学を卒業するまでアルバイトをしたことがなく、

初めてのバイトだという。

接客も、事務も、先輩や同じアルバイト同士の交流もなく、

すべて初めて。

色々不慣れなところを周りの先輩方が見守り、

フォローしていることに彼女が気づくのは、もう少し先のこと。

 

特に、彼女が苦手とするところが、電話対応。

電話に出ることへの抵抗感からためらっているうち、

とれない。

敬語が話せない。

相手の話に自然な応答ができない。

「お世話になっております」と言っているであろう先方に対し、

「お世話になっております」の返しができない?!

ついにここまで 電話離れが進んでいるのか・・・

「社名を間違わないように」

「自社の者(もの)と他社の方(かた)。どちらに対し、敬語を使用するか」

ひとつ ひとつ

教えていただきながら お給料をもらえるのだから

ありがたいと心から。 (振り返って わかることがある)

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