卵に、小麦に、牛乳アレルギーから始まった息子の食生活。
少しずつ 食べられるものも増えていき、
給食はみんなと同じものを食べているが、
いまも 卵料理を食べることができない。
食べることができなくても、
いつも お誕生日には、ケーキを買う。
卵・小麦・牛乳を使用していない
アレルギー対応ケーキを買ったこともあるが、
ケーキの形状をしたものに手を出さない息子。
食べないケーキに何の意味があるのか・・・
問う私に、パパ曰く「これが大事」らしい。
息子の誕生を祝し、
ろうそくを消すまでの小道具としてのみ
であるが、
パパにとっては、大事な儀式らしく、
今年も恒例、お誕生日の紅白ケーキ。
「おたんじょうび おめでとう」と書かれた
チョコレートだけを息子が食べて、
あとはパパとママで平らげる誕生日も
もう11回目・・・
私がお母さんになれた日に心からの感謝を添えて
「おたんじょうび おめでとう」