第2621話 息子の個性

2020年06月05日 10時00分00秒 | 子育て・「おママごと」

休校中 理科の宿題で、

いくつか 花を分解してみる

という課題があったのだが、

息子は、生花をバラバラにしたくない

という理由で 未着手。

 

これは、困った。

息子の気持ち(理由)は 理解できる。

だが、これでは、

先生の指示を守ることができない子。

協調性のない子になってしまうではないか。

 

我々は命をいただいて生きている話をしてみた

けれど、「それとこれとは、別」と言われ、

確かに・・・ね。

「いや、花の命は奪うことにはなるけれど、

(息子の)知識になって

それを活かせば、花の命はいきるのではないか」

「図鑑に載っていることを

(花の命を絶ってまで)俺は、嫌やの!」

・・・ごもっとも。

 

最終的に、息子の気持ちが通用するとは思えず、

強制的に無理矢理 花をひとつ分解させ、提出。

数種類という課題のうち、一輪だけ。

先生は、この一輪に隠された 紆余曲折を知らないから

課題通りに きちんとできない子と評価は芳しくないだろう。

やさしい子に育ってくれたことを喜ぶべきか・・・

難しい問題である。

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