幼き頃、私が背を向けただけで大粒の涙を流して泣いていた息子が、
今や思春期。私が声をかけると、返事はすべて感情、怒り。
友達と話す息子の笑い声。その笑顔、私にも向けて欲しいと心から。
みな通る道とはいえ、何をそんなにカリカリしているんだ、を味わう毎日。
息子との日々を記した私の子育てブログも、今ではすっかり途絶えがち。
新しい話を書くネタもなく、久しぶりに自分の過去作品を読んでみると、
結構、忘れていることばかり。
息子・1歳。
私がご飯の支度に台所へ行くだけで、
フローリングにうちひしがれ、泣く息子。
私から離れない息子を何とか引き離し、ベランダへ。
振り向けば、窓ガラスをたたく息子!(かつて
これほどまでに私を愛した男がいただろうか・・・
と思ったあの頃が懐かしい)
明日につづく