悲しみはかわいがれば、
雪だるまの様に
いくらでも大きくなっていく・・・
(中略)くよくよする人、
愚痴っぽい人、多くの場合、
彼等は単なる「なまけもの」なのだ
「白洲正子のおしゃれ
―心を磨く88の言葉」より
長くつづけること。
色気・・・ひと口に云えば
涼しげなこと。
頭は使わなければさびつきます。
人間も磨かなければ曇ります。
若い頃美男だった人が
三十になるとふつうの男になり、
四十になると見られなくなるのは、
みんな自分のせいです。
時間のせいではありません。
本来ならば、
人間は 老人になればなる程
美しくなっていい筈です。
白洲正子の 厳しくも
精神性に重きを置いた言葉たち。
いつまでも 若くありたい
ではなく、
人として 美しくあるために。