第1551話 湯を沸かすほどの熱い愛

2017年06月22日 06時30分00秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

ここ最近、邦画、原作ありの実写化作品が多い中、

監督オリジナル脚本による映画で、

どんなストーリーなのかわからず、鑑賞。

観終わった後、私の思い(評価)に比して、

評価1の(低い)意見が目立つことに疑問を覚え、

その意見を見ていく。

 

ここからネタバレあり。

傾向・1 現実世界でこんな偶然ありえない、という意見について。

映画に何を求めているのか・・・リアリティ?

現実に即したドキュメンタリーを期待しているのだろうか?

こんな時、フィクションを楽しめない状況を 悲しく思う。

 

傾向・2 ラストに、法を犯しているという意見。

確かに、私もびっくりはしたけれど、

煙突の煙にイメージを重ね合わせ、

赤 を 使用し、 

最期まで 誰かのために のキャラクターを感じる象徴として。

私も「本人の希望」により、そうなった経緯 と、

銭湯に対する主人公の思い(シーン)がもう少しあれば、

とは思うが、やはり、現実ではなく、表現として受け止めたい。

 

傾向・3 ピラミッド批判に対し。

エジプトは、あれでいい。ピラミッドも、あれがいい。(笑)

土下座する時にもクッションを下にひく、

そんなダメ亭主が憎めなくなるシーンにしあがっていると思う。

愛するがゆえに心配な人たちがつくるピラミッドだからこそ いい。

 

総合 評価は気にせず。

中野量太監督には、今後も、思うように作ってほしいと思う。


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