何かを育てるというのは、大変なことである。
私にとっての何かとは、子供(未来)と
仕事(経営者ではないので、仕事に対する思い)と、このブログ(夢)。
3つも欲張っているので、
子供と共にいる時間を仕事が、残業をお迎えが、書くことに専念したいのに息子がと
それぞれ侵し合う。
1日は平等に24時間、ここに書く時間を捻出するためには睡眠を削らなければならず、
深夜、パソコンを立ち上げる。
私が数時間かけ、苦労して書きあげても読み手には一瞬。美容のためには寝た方がいい。
そんな心の声をききながら、最初に昨日のアクセス数をチェック。
私ではない誰かの訪問が励みとなり、やはり何か書こうと思う。
新規投稿(新しい記事をup)しなくても、コメントのチェックは毎日欠かさず行う。
花に水をあげ枯らさぬように、毎日、目をかけ手をかけて。
ブログで思うのもなんだが、これが育てるということなのだと思う。
ここに綴るために、何を書こうか考え、どう表現しようか言葉を探す作業の繰り返し。
この繰り返しの中で、以前より企画力と報告力がついたように思う。(錯覚かもしれないが)
この趣味のブログが仕事面で活きている。(社会的評価でなく、あくまで自己評価だが)
この時間を割くため、身を削る。
一見失っているように見えるけれど、何かを諦めた分だけ身についていたのだ。
思えば、不思議なものである。
このブログは、劇団のPRで始めたものだ。
最初は劇団のホームページの中の1コーナーであった。
劇団のホームページはなくなったが、ここに書くことが残った。
今見て見ると、2005年の建国記念日に書き始めているので・・・
7年!(それにしては芽が出ないわ上達しないわ、だけれど)
結局、育てる原動力は「好きで、楽し」かったからだと思う。
「成り行きで始めたことが、一番盛り上がって、続く」(『高校時代にしておく50のこと』・中谷彰宏・PHP研究所)とはよく言ったものだ。
この歳になって、今更『高校時代にしておくこと』など読んでどうするのだと思ったが、
仕事で役に立てばと思って読んだもの。
これもまた趣味ブログに跳ね返ってきているので、3つ欲張っている相乗効果なのだと思う。
ほんと、人生に無駄なものは一つもない。
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