体力的にきつい男の子育児。
何に救われるかというと、前話で話したよう不意に訪れる「愛されている私を実感できる瞬間」。
だが、そんなとろけるようなリップサービスは早々訪れるものではない。
すぐにキレるわ、DV受けるわ、私はホスト(息子)に振り回される都合のいい女・・・。
精神的にきつい時もある育児。
何が楽しいかというと、予測不可能なハプニングの数々。
毎朝、保育園に行くのが嫌だ嫌だと支度が遅い。
行ったら行ったで、今度は帰り支度が遅い。
「急いで帰って今日一日頑張ったご褒美を食べよう」 そう誘うと、
「K君、タカトラチーターで走るわ(全力疾走で帰るという意味)」と変身している。
走り始めて数歩、息子がこけた。もう?
しかも、上靴が片方脱げて飛んでいくほど勢いよく。
こけた時、体「く」の字のフォルムを思い出すと笑いが止まらない。
ビービー泣いている息子を抱きながら・・・やっぱり子供は面白いなと。
大人の半分しかない小さな体で繰り出されるアクシデント&アクション。
泣きながら鼻水を、寝ながらよだれを、流れるがままに垂れ流すその無邪気さ。
朝、息子の口の周りに白く乾くよだれのあとを見ながら、
子供には笑いの神様がついていると思う。
夫婦喧嘩する。
普段は俺のこと見て、俺のこと構ってのキングKなのにこんな時、す~っと存在を消す。
少ししてから「パパとママ喧嘩してる時な、K君、悲しいねん」とポツリと私に。
(その時言わないのが、余計ズシンとくる)
息子には笑いの神様がついており、我々夫婦には最後の砦、守護神Kがついている。
(かどうかは今後の我々の努力によるものだと思うが)
子は鎹とはよくいったものだと思う。
※今回の夫婦喧嘩で「空腹時の話し合いはよくない」と学ぶ。
家族で焼き肉を食べに行くぞという往き道、私はお腹が空いていた。
帰り道であれば、違う結果になったであろうと思うだけに、
人間の基本的な欲を軽視してはいけないと思う。
これから何か話し合われる方は、ぜひ満ち足りた時にした方がいい。
みゆき様、2度目のコメントですよ(笑)
というツッコミはさておき、
またのご高覧、心よりお待ち申し上げます。