Parent-Teacher Association、略して、PTA。
保護者と教職員による社会教育関係団体。
各自が任意入会するもので、文部科学省もPTAは強制参加ではない旨定めているが、
その活動は運動会等のイベントに関わっている(我が子が恩恵を被る)ため、
強制的ではないが、必然的参加を求められる(笑)
息子の通う小学校では、
クラス単位に学級委員(学級代表・企画部・生活部・広報部の4役)を選出。
原則として子一人につき一役担当制。
また、前述した学級委員とは別に「本部役員」というものがあり、
学級委員をしていない者が本部役員の選考対象となる。
ただし、一度でも本部役員を経験した者はそれ以降すべての子供において役員選出対象にならない。(ほどの重責)
つまり、原則として卒業するまでに必ず何かしらの役員をしなければならない中で、
負担の軽い学級委員を子供の数だけ担当するか、
負担の重い本部役員を担当し一回限りとするか・・・ここは、本人の意思に委ねられている。
卒業まで委員にあたらない方もいるようだが狭き門、必ず逃げ切れるという保障もなく、
後になればなるほど本部役員の選考対象になってしまう。
多子なら本部役員一回も選択肢だろうが、一人っ子で本部役員はたまらない。
みんな考えることは同じ。
本部役員にはなりたくないという思いから学級委員立候補者が続出、
くじ引きで委員を絞るほどの人気ぶりだ。
学級委員になりたい人があんなに多いだなんて・・・知らなかったとはいえ不覚。 来年、立候補しよう。
という気持ちにさせる心理操作システムがすばらしい。
限りなく「平等」を目指し、長い時間をかけて確立したであろうこのシステム、実によくできている。
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