直木賞受賞作
窪 美澄著「夜に星を放つ」
それぞれの短編が関連するものなのか、
どんな話なのか 事前情報なく、
読み進むうち浮かびあがるキーワードは、
喪失感。
様々な年齢の主人公の、様々な喪失体験。
好きな話をあげよ と言われたら
私は「銀紙色のアンタレス」と
「湿りの海」かな。
どの作品も やさしさに包まれた
美しい人が出てきて・・・
個人的には 星のように
遠いところにある輝き(美しさ)
だった。
登場人物(の中)に(は)
光だけではないものを感じるのに
光だけが散りばめられたような。
もっと深くを探りたくなるのは
私だけだろうか・・・
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