旅館での 夕食時、
主人が頼んだ 瓶ビールの下に
受け皿・袴(はかま)があると、
なんだか 嬉しい。
そこに ひと手間 包む日本文化が好き。
翠泉で 朝食時、ほこりが入らぬよう
料理の上に 和紙を覆っていたのだが、
その紙がお品書きにもなっている工夫。
包むことで (その和紙が外され)
中身がわかるまでの ワクワク感も好き。
高山荘 華野(第2719話)は、
請求書を お宿の和紙で包んでいた。
手紙を送る時、
白紙の便せんを一枚添えるように
不要な一枚だけれど、
その余分な一枚(余白)に
日本人の奥ゆかしさを感じている。
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