第1804話 泣いたらアカンで通天閣

2018年03月12日 08時00分00秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

大杉漣さん追悼番組として深夜に放送された

映画「泣いたらアカンで通天閣」

 

大阪。

通天閣のある新今宮が舞台とあって、

そのコテコテの大阪弁もさることながら

なかなか激しい大阪弁が繰り広げられる。

大阪に生まれ、育った私だからこそ

その激しき大阪弁の奥にある

深き情(熱い思い)がわかるが、

他府県の方がこの映画を見たら・・・

苦情がくるご時世かもしれない。(だからかな~深夜枠)

 

私は、泣けた。

けれど、

こういう下町の人間関係のうっとおしさ(あたたかさ)って

我々世代以上には理解できるかもしれないが、

今の10代、20代に

広く受け入れられるかというと難しい気がして・・・

世代を選ぶ作品になりつつある時代背景を憂う。

 

それにしても

大杉漣という役者さんは、出演作品を選ばない方というと、

語弊があるかもしれないが、

私の中で、大学生主演のテレビドラマに出演されていた

衝撃が忘れられない。 知名度を確立しても

求められれば、プロ、アマ問わず、受けて演じる・・・

なかなかできることではないと思うだけに、

すごい役者さんだな・・・いい役者さんだな・・・と心から。


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