大杉漣さん追悼番組として深夜に放送された
映画「泣いたらアカンで通天閣」
大阪。
通天閣のある新今宮が舞台とあって、
そのコテコテの大阪弁もさることながら
なかなか激しい大阪弁が繰り広げられる。
大阪に生まれ、育った私だからこそ
その激しき大阪弁の奥にある
深き情(熱い思い)がわかるが、
他府県の方がこの映画を見たら・・・
苦情がくるご時世かもしれない。(だからかな~深夜枠)
私は、泣けた。
けれど、
こういう下町の人間関係のうっとおしさ(あたたかさ)って
我々世代以上には理解できるかもしれないが、
今の10代、20代に
広く受け入れられるかというと難しい気がして・・・
世代を選ぶ作品になりつつある時代背景を憂う。
それにしても
大杉漣という役者さんは、出演作品を選ばない方というと、
語弊があるかもしれないが、
私の中で、大学生主演のテレビドラマに出演されていた
衝撃が忘れられない。 知名度を確立しても
求められれば、プロ、アマ問わず、受けて演じる・・・
なかなかできることではないと思うだけに、
すごい役者さんだな・・・いい役者さんだな・・・と心から。
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