第3533話 鹿の王(上)

2022年12月05日 08時00分00秒 | 読む(小説・物語)

電気もない、スマホも登場しない

上橋菜穂子の作品を読むと、

少し湿った山道を思い出す。

山に行きたくなって困る ww

 

「鹿の王 生き残った者」

想像で緻密に構築された異世界の

物語にワクチン、介護、認知症・・・

コロナ禍前に書かれた物語が、

今 とリンクしていく。

 

ドラマで言うところの ダブル主演。

ふたりの主人公の物語がいいところで

切り替わるお預けが 絶妙。

 

パズルのピースを 二方向から

あわせていくような作業の中、

少しずつ明かされていく真実。

全貌が知りたくて、下巻(還って行く者)へ。

(明日につづく)


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