第253話 ノーマーク

2009年11月18日 04時01分17秒 | 子育て・「おママごと」

やられました。
新型インフルエンザにばかり気をとられていたら、
突如舞い込んだウィルス性胃腸炎の感染拡大通知。
1週間は患者数が日々倍増! 万一、ノロウィルスであれば終息までに2週間かぁ。
学級閉鎖5日間の恐怖におののいていた私、
嘔吐下痢症、完全ノーマークでした。
過去、経験したロタウィルス。
その際は実家の両親に援軍を頼みましたが、
私の出勤と引き換えに、親を発症させた経緯が。
元気な時でも高齢な親に終日保育はきついのに、病児とくればなおさら。気がひける。

息子、はきくだしの連絡を受け、月曜夜の家族会議。
先週より不調気味で、息子はお腹にくる風邪。
パパがこの日一日(火曜)だけなら休めるという。
夫婦揃ってどうしても休めない日が水曜、この日を乗り越えると、
それ以降は私がなんとか・・・の結論。
迎えた火曜朝、パパに任せて出て行こうとする私に
「ママ、抱っこぉ! 一緒にねんねぇ~」
この子がこれほどまでにいうのも珍しい。余程しんどいのだと。
5月から台風警報の休暇をのぞき、ずっと皆勤で通って頑張ってくれた息子。
この思いに応えねばと、これぞ応え時だと、急遽仕事を1日休んだ。
で、問題の今日。
献身的看護の結果、(自分で・・・笑)
比較的元気に。でも、完全復活ではないのもわかっている。
終日、親には頼れない。
この状況で、息子を渦中に預けにいかねばならない。
この決断、やむをえないことだが、う~ん、苦渋。
もしも今日園からのお迎え要請が来た場合、じぃじに対応を依頼。
万一、ぶりかえした場合、木曜・金曜は私が対応できるよう今日、
休暇体制の地盤固めも含めての出勤を覚悟しつつ、不安からか私もお腹が痛い。
こんな時、病児保育があったらなぁ・・・

眠りが浅いので、夜中におきて泣く。
夜泣きを思い出しながら、背中をさすったり、抱っこして徘徊を繰り返す。
今しがた起き、「カレーが食べたい」といって泣く。
こんな時間に、しかも突然カレーなどない。
病み上がりにカレーとは刺激的。これまた完全ノーマーク。
りんごじゃだめか、バナナではだめかと訴えたが、すべて却下。
台所の電気だけつけ、準備する私をリビングで正座して待っている。
どうしても、カレーでなければならないらしい。
ほの暗い灯りの中でフローリングに正座し、早朝カレーを食べる息子。
涙の残る顔で「おいしい・・・」
「食欲、でてきたんだね。元気になってきた証拠だね」
ものすごい勢いでパクパク食べ、おかわりまで。笑いが込み上げてくる。
食べて安心したのか、眠りに落ちた。ママは、睡眠不足ではきそうだけど(笑)

日中の保育や病後保育はできないけど、夜間保育なら・・・
夜包み込むくらいしかできないけれど、この思いが息子に届きますように。

※一方、主人は・・・
休んだものの「パパ、いやん。パパ抱っこ、いや」と言われている。
だから、普段から親子の距離、縮めておこうよ・・・
挙句の果てに私が休むと確定したら、気を抜いてまた病に伏して貝モードに。
閉じて動けないなら、お願いだから私の前で眠るのはやめとこうよ・・・


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