第254話 連日のゆらぎ

2009年11月19日 06時38分39秒 | 子育て・「おママごと」

出勤したものの、すぐにお迎え要請の連絡が入りました。
あと1日、完全復活の余裕を見て登園させてあげればよかったのですが・・・
心配していた通りの結果です。
昨日は午後から出張を予定し、急遽変わっていただける方がいないので、
どうしても私が参らなければなりません。
前話でお話していたとおり、じぃじに迎えに行ってもらいました。
息子の場合、ノロウィルスに関しては陰性でしたが、
感染拡大の時期が時期だけに行政の指導により、下痢便(軟便)または嘔吐、
37度以上の熱、このどれかひとつを満たした時点で退園要請のようです。

ノロ(小型球形ウィルス食中毒)の怖いところは、
一度かかったからといって免疫ができるわけではなく、何度でもかかること。
昨日の登園は感染の可能性をはらみますので、親としては登園に勇気のいるところでした。
感染後2日以内に発症します。もしかしたら、もう体内に潜伏しているかもしれません。
帰宅後、息子の元気な様子を見て、通院は控えることにしました。
息子にはアレルギーがあります。インフルエンザの予防接種が受けることができません。
病院に行くと、違う病気をもらってしまうのではないかと躊躇してしまいます。
親の目から見てここぞと判断した時に行く。慎重に通院のタイミングを見計らいます。

夜、園より早退後の様子を伺う連絡が入りました。
「機嫌もよく熱もなく、軟便はここ最近ずっとのことですので病院に行っておりません」
「今回、吐かなくても、下痢便でなくて軟便でも、ノロの可能性があるとのことです。
 行政検便では陰性でしたが、感染拡大を防ぐためにも、病院に行って、
陰性だと判明してから登園いただけませんか?」
月曜の検査結果が陰性、火曜日園を休んで、今日(水曜)病院に行けと?
「病院の検査結果がないと明日園には通えないということでしょうか?」
感染力が強いということ、感染してから発症が2日以内と考え、今日の登園で息子が感染したとしたらこの木・金あたりに発症?
今日検便による安心を得たとしても、翌日には検便検査が必要な状況になるかもしれない。
連日通院ではないか・・・行くべきか、行かざるべきか、休むべきか、休まざるべきか。
集団生活者としてのモラルと親の判断力が交差する。
「どちらにしても、このお時間(19時すぎ)通院検査のご連絡をいただいても、
病院がもうあいておりませんので・・・」
「では、明日登園されたとしても、軟便がでた時点でお迎えのご連絡をさせていただきます」
「はい。どちらにしても、私としては何より明日の息子の様子を見て、
登園か否かの判断をいたしますので」

息子を心配し、早々に帰宅した主人と明日の登園について話し合い。
パパは園からの行政検便の申し出を許可した時事前に聞いていなかった病院検便の再要求と、
明日の登園控えとも受け取れる連絡、共に病院受付終了後、
どうすることもできない時間にきた体制にご立腹。
私、休むよの申し出を跳ね除け、主人が明日は絶対預けるといってきかない。
怒り心頭、「もう今後、行政検便など、一切許可しない」とか「絶対、預ける」とか、
極端な発言を繰り返している。
一人一人に電話での問い合わせを行っているから、順番で連絡遅くなっちゃったんだって。
パパ、さっきから預ける、預けるってKがきいているのにまったく・・・
話し合い後、息子にもフォロー「パパとママは、何よりKの体調が一番だからね」

できればハズレてほしい予想としては、
晩御飯の食欲もあり、2度起きたが様子を見る限り、調子はよさそう。
でも、登園したとしても、ここ最近の軟便から明日急に普通便に変わるとは思えないので、午前中うんちが出た時点で、私の携帯が鳴ってお迎え要請・・・
なるときはなる。考えてもしかたがない。もう朝だ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第253話 ノーマーク | トップ | 第255話 一手 »

コメントを投稿

子育て・「おママごと」」カテゴリの最新記事