自分ではない姿で愛されるなら
ありのままの自分の姿で憎まれたほうがましだ
カート・コバーン
誰か(著者)に慰めたり、励ましてもらう本が
ベストセラーになる背景に(社会の不条理に)
虚しさを感じる現世。
「私は私のままで生きることにした」
キム・スヒョン著 吉川南訳
自分の過ちは常に許される範囲内にあったと思うのに、
なぜ友達の過ちは人として許せないと思ったのか・・・
(略)
自分の嫌いな面を、自分の一部ではないかのように
ごまかした。私はなんて傲慢だったのだろう。
もしあなたの隣りの部屋に
諸葛孔明が住んでいたとしても、
自分の決定権を委ねてはいけない。
過去というあなたのデータベースと、
失敗という経験、そして、
心のなかの羅針盤だけを信じて前進しよう。
読みながら、著者が何歳なのか気になった。
年齢はまったく関係ないけれど、
その歳だから 書けることや
その歳ならではの 熱量があって
30代に(なんとなくだったけれど)
あぁ、やっぱり!
私も あの頃の思いを忘れずにいよう。
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