息子に、「やる気スイッチはどこにあるの?」 か聞いてみた。
「それは、教えられへんなぁ」
私に押されるとマズイのかその場所を明かそうとしない。
「ここ?」 とおへそを指差す。
「違う」
どこかにあるらしい。
「教えて」
「押したらあかんで」 といいながら、背中を指差す。
(押さずにはいられなく) 押してみると、
「スイッチの上にカバーがかかってるから、普段は押せないようになっている」 という。
「いつ開くの?」
「それはわからん」 らしい。
しばらく時間が経ってから、また押してみる。
「あのな、スイッチは隠れてるって言ったやろ?」
「開いてるかなぁと思って(笑)」
「スイッチを押す前に、暗証番号が必要やから」
「暗証番号?」
「4桁」
4桁? 息子ながらに、結構練られた設定ではないか。
「9から始まる4桁」
信憑性のある暗証番号・・・
なんとかその次の数字を教えてもらうと見えてきた暗証番号。
それは、うまくマンションの部屋番号と自分の誕生日を絡めたもので、
このスイッチ、なかなかあなどれないものと知る。
「あ、でも、もう暗証番号6桁に変えたから」
まあ、やる気というのは、何か目標がないとわかぬもの。
今を生きる我が息子のスイッチ・カバーは当分開く気配はなさそうだ。
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