1400話に 結婚について 書こうと思ったのは、
結婚とは? の結論が出たわけではなく、
切りのいい番号なら、あの時 私はどう思っていたのか
振り返り(見)やすいから。
たかが10周年で結婚を語る立場にないが、
たとえ明日 この気持ちが変わっていようとも、
今の思いを綴っていこうと思う。
主人と私は、カテゴリーで言うと、職場結婚。
適齢期を過ぎた主人の同期や先輩方が、同じく
適齢期を過ぎた私に「彼はどうだ?」とすすめてくる。
そんな あまり者とあまり者を適当にくっつけるみたいな・・・
と当時の私は「絶対、ありえません」と即・完全否定。
その後、結婚の運びとなり「人生とはわからぬもの」を味わう。
熱烈な恋愛期間があったわけではなく、プロポーズの言葉もない。
主人と私の生活は劇的とはほど遠く、穏やかで・・・
一度このブログでそんな夫婦生活について「ルームシェア」という題で綴ったのだが、
主人に削除するよう言われ、我々の生活を象徴するその題だけが履歴に残っている。
どうして結婚できたのか? どうして主人だったのか?
息子に問われても いまだ言葉として解明できないものがあるのだが、
この言葉として表現できないところに主人と私の縁があるように思われる。
私にとって結婚の誓約は、
永遠(とわ) ほど重いものではなく、左手薬指の指輪分くらいで。
何もつけていない時より制約があるけれど、制約の中から色々生まれて。
わりきれない思いもあるけれど、かけがえのない者を授かって。
1+1が2でない世界を味わえた。
な~んて、こんなこと普段は考えないほど 当たり前の日常で。
ご飯を食べて、笑って 泣いて 喧嘩して
毎日降り積もっていく時間が、私にとっての と輪の誓いの重さかな。
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