「大きくなったら何になりたい?」
「ちからもち」(小学校1年生・男子)
この話をきいたその晩、息子に同じ質問を投げかけると、
「きょうりゅう」(年長児)との答え。
お金を稼ぐ、社会に貢献する、などの思い微塵もなく、ただそこに憧れがあるのが面白い。
わかっていないようで時折ドキッとすることを言う。
夫婦喧嘩をきいていた息子がぽつり。
「ママがわるい」
納得いかず、なぜかと問う。
「あんなパパとけっこんしたママがわるい」
自業自得を指摘され、返す言葉もない。
鹿島和夫編集の書籍「一年一組せんせいあのね―詩とカメラの学級ドキュメント」
大人になると複雑で、顔で笑って心で泣いて・・・悲しい時に悲しい顔ができなくなる。
大人のそんな泣き笑いも素敵だけれど、
時にはひらがなで綴られた子どもたちの言葉に身を浸し、泣き笑いより笑い泣き。
話は変わるが、女性が働く中で男尊女卑を感じることが往々にしてある。
女性が意見するのは難しい。
女は女らしく、ひらがな的働きを求められている気がするのだけれど・・・
仕事で闘った日はなんとなく「漢字な日」な気がしてならない。
漢字のこどくそのまま肩肘張って生きることもできず、目が覚めて眠れないのだから世話がない。
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