絵本「あらしのよるに」のメイ役を演じた時、
あれ?子供と大人の笑いのツボって違う?…と思うところがあった。
ひっかかった思いを解明すべく、公演後、子供向けのお芝居をいくつか観にいく。
子供たちは、私の常識をくつがえす。
大人は大人しく観る。
子供は芝居に参加している!
大人は大人しく座っている。
子供はおもらし退場する!泣いている!走っている!
役者たちは、子ども達をまずとらえる。
投げかける。待つ。その場で一緒に作り上げていく。
役者が言葉を繰り返す。
「トントンパットントンパットン、トントンパットントンパットン」
子ども達が笑い出す。おっと、ここが笑いどころか~としばらくきいていると、
? なぜか私もリズムに乗っくる。
芝居が終わって帰り道、頭の中でこだまする。トントンパットントンパットン。
狂言を観にいく。意外なことに、その日は会場に子供が多かった。
演目は棒しばり。いよいよ笑いどころ、寸前に子ども達の笑い声!
はやっ、子ども達が太郎冠者と次郎冠者のたくらみを
いち早くとらえて笑っているではないか!
どうしてわかったの?想像力??子供って、すごい!
ツボが違うのではないようだ。大人よりもやわらかいのだ。早いのだ。
尊敬!!
週間こどもニュース、みてます。ようこそ先輩課外授業、うけてます。
私、素直に子供たちについていきます。
※こども関連のお話は、4/8付、第4話、正義の見方 もございます。
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