第66話 内なる大海

2005年05月04日 23時54分38秒 | Weblog

あぁ…しんど。どうも疲れる。寝ても食べても疲れがとれない。
どうやら肉体疲労ではなさそう…体との疲労バランスを崩し、頭に偏る。
原因は…溜まるあれもしなくちゃ!に、突然舞い込むこれもしなくちゃ?
先の見えない不安。
原因は…私はここに立っている!な、所属意識の薄さ?
根のない不安。

頭の中が不安でもやもや、目で見る景色もどんより曇る。
そんな時は予定など入れ(れ)ない。
人と会わずにひきこもる。

ひきこもって寝ても覚めても、晴れない。
どうしたら、どうすれば、どうしよう、言葉ばかりが頭の中を埋め尽くし重くなる。
忘れられない。これから先、私どうなっていくんだろう?さらに先の見えない不安。

不安だから、忙しがる。

もしも未来の私がわかったら…落ち着く?
いや、それが私の望む世界でなかったなら、絶望する。
生きる気力を失うかもしれない。
わからないから希望も残されているんだ…と自分を無理矢理にでも励ます。
少し動く力が湧いてきた。
行動する。体力がいることだが、心とバランスを取り始め心地よかった。

不安を忘れたい一心で、小さな事から試していった。
大海に出て、私はすぐに演劇に出会ったわけではない。
わからないから、色々試した。(この道のりも後々書くつもり)
演劇に出会ったからといって、それがすべてではなかった。
演劇の次に書くことに出会って、演劇も私の一部だと思った。
今、書くことに没頭している。
書いても書いても、私は残る。
井の中の蛙、大海に出て、自身の中にひろがる大海に驚く。

未知なる道を行く。


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