第2462話 感情のおもむくままに

2019年12月30日 08時00分00秒 | Weblog

話し手は、お子様を失った悲しみと辛さを訴え、

その傍らには、

残された兄弟ふたりが無邪気に遊ぶ。

望んでも子どもを授かることが叶わなかった 聞き手。

話し手が、聞き手の背景を知らない初対面で

故意ではないと理解しつつも、

聞き手がどのような思いで相手を励ましたかを思うと、

人は、誰かを傷つけずに生きることができないなと・・・

 

無意識の罪とはいえ

言葉が ナイフのように相手を傷つけ、

消えない傷を残すことがある。

自分の思いを他人にふりかざす時は、

ほどほどにした方がいいなと思った。

 

職場のクレーム対応をしながら

どうして 自分は間違っていない、正しい

という立場で攻撃をしてくるのか・・・

怒りを受け止め、(認めることもできないので)

根気よく説明し、ご理解いただくのだが、

日本人って こんなに怒りっぽい人種だったっけ?

 

感情のおもむくままに

我慢ならない思いをぶつけられ、浴びせられ・・・

この時点で、

被害者意識から (罪の問われない) 加害者だなと。

言った方はスッキリするけれど、

言われた方は残るから 言葉は怖い。

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