夏休み最終日、
我が家の恒例行事は、(誠に遺憾ながら)宿題の追い込み作業なのだが、
苦手意識が遅延を招く宿題に 音楽領域 がある。
1~2年生はピアニカだったが、3年生ではリコーダー。
みんな毎日少しずつ練習して吹けるようになっているところを
一夜漬けでしようというのだから
歯磨きカレンダーのように たやすく色を塗ることができない練習カレンダー。
息子が夏休み最終日、ようやく「笛を吹く少年」に。
横笛ならぬ縦笛を吹き始め、ピープーはずれまくる音。
早く自分の好きなことをしたい息子は「あ~ もう(面倒臭い)」
と カリカリ苛立つ少年。
昨年の8月31日、我が家にピアニカのたどたどしい音が響き渡っていたが、
ピアニカは低音展開であったため テレビの音とも馴染めたが、
久しぶりにきく縦笛の音色は想像以上に大きく、
テレビでもごまかしきれまない高音展開。 これは困る。
どうか早く吹けるようになりますように
母子それぞれの思いで祈る始業式前夜。
笛を吹いた少年のその後・・・
ついに迎えた始業式。
8月31日だけしか色を塗れなった「リコーダー練習がんばり表」
半分に折って先生に提出に行くと、(白紙に見えた先生が)
「できていないから持って帰ってやり直し」と言われたらしい。
明るく積極的なお子様なら
(半分に折った用紙をひっくり返す、または、開いて見せるなどして)
「先生、これ、ほら。8月31日に色塗ってるやん。
1日しかせ~へんかったけど、勇気を出して提出しにきてん(笑)」
などと言い返せるであろうが、息子は言い返さず、黙って持ち帰る派(笑)
すると、今度は私が、「ママは嘘はつきたくないから、
1日しかしてないし、色を塗るのは1日だけ。ちゃんと報告しやなあかんのんちゃう?」
どうする少年、始業2日目、夏の間キリギリスだった少年の受難はまだまだ続く。
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