男尊女卑、残念ながら・・・あると思います。
あなた(若い女性)が電話に出ても先方は名乗りもしないことがあるでしょう。
すべての定型台詞をカットし横柄な物言いで「○○課長は?」なんて日常茶飯事です。
先方がやってきました。
あなたはすばやく席を立ち、対応をしようと試みますが、目が合いません。
先方の視線は課長のみを捉え、あなたの存在は無視・・・
電話での失礼な物言いをした同一人物とは思えないほど営業スマイルトークを
目の当たりにしながら、あなたは静かに身をひかざるをえません。
この透明人間化現象に傷つくこともあるかと思いますが、
表向きだけでも、対・人として対応できない人(企業)には古い体質というものがまだ根強く
残っているのだなと軽く受け流しましょう。
女性社員のパワーはあなどれないものと知る新しいタイプの営業マンは、
いち早く女性好みのスイーツを手土産に企業イメージをあげていくという戦法にて
成功をおさめられています。
あからさまな男尊女卑、女性蔑視までいくとあまり心地いいものではございませんが、
私自身、働く上でやはり男女に違いが少なからずあると思います。
ここからは私の思う男女論、すべての女性にあてはまるものではなく、
こういう女性が多いのではないかと思う私見です。
主人は休日であっても職場からの連絡に答える、急な問い合わせに対応する等、
突如、家族時間を中断し、一人抜け出ていきます。
休日に限らず、翌日のプレゼンに備えて勉強するといい、自室にこもります。
守秘義務がありますので家族であってもその詳細は不明、母子は唖然とそこに残されます。
プライベートな時間も公の窓口を閉じることなく、時間外のみならず、
打刻圏外でも仕事をする・・・女性にここまでできるかなと思います。
女性の方が自分の時間に対してシビアな気がいたしますから、するなら業務時間内、
休日は公私を分けてシャットアウトする方が多いのではないでしょうか。
仕事をするなら現金化される時間内で(笑)の女性に対して、男性はオンオフの境界線なく
「仕事」が絶えず頭のどこかにあるのではないかと思います。
もしも万一、運動会や生活発表会の日と仕事が重なった場合は仕事をとるよとたやすく
言える主人に対して、母である私は息子の気持ちを思うと、気持ちが揺らぎます。
仕事は勤務時間内に動くとは限りません。
夕方5時以降についても母である私は連日の対応に限界があります。
お酒を介してこそきける話もあれば、夜にしか動かない仕事もあるかと思います。
母でなくとも、そこは女性では参加できない男の世界があると思いますので、
日中自分が見ている上司の姿がすべてではないと考えています。
ということで、私は男尊です。
仕事の教え方も、女性が業務のやり方説明に徹するのに対し、男性は精神論伝授、
表面的なものだけではなく、姿勢を伝えていくのが男性の教授方かと思います。
母性と父性の違いでしょうか。
子育てでも父性のみではアンバランスでしょうから、
仕事でも母性をとりいれることでさらによりよくを目指せるのではないかとも思うのです。
お茶くみの話は以前いたしましたが、(第336話)
私が一番困ったのは、水屋(給仕室)に扉がないことでした。
扉がないということは、音は漏れ聞こえ、お客様に内幕が見えてしまうのです。
食器棚も高く、背伸びをして手探りでお湯のみをとらざるをえません(笑)
遠い昔、建物設計段階で女性の意見を取り入れるということがなかったのかもしれません。
もしもそこに女性視点があったのであれば、
決して覗いてはなりません扉の設置が提案されていたのではないかと思うと、残念でなりません。
細かいことのようですが、このミクロ視点が女性らしさではないかと思います。
男尊女尊と肩を並べることは難しいかもしれませんが、女性としての発言の場があればいいなと思います。
決定権はマクロ視点で、参考意見としてミクロ視点のご利用、いかがでしょうか?
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