辰巳芳子著「慎みを食卓に~その一例~」
美しい日本語を味わう本として
さらに 読み進める。
春は いのちの発露を食す
夏は 暮らしと体を守る知恵
秋は 風土の恵みを豊かにいただく
冬は いのちへの感謝と門出
あぁ、この美しい日本の四季を
失いたくない。(と思う温暖化現象)
それにしても 読めば読むほど
台所仕事が 奥深い。
ここに、梅干しを入れるの?
そこで、梅干しを入れると
防腐の役割だけでなく、
味の奥行きが深まる・・・らしい。
そもそも、なぜ ここで
梅干しを入れようと思えるの?!
申年は、上質の梅ができると言われている。
って なぜ、申年!
先人が導き出した答えが 奥深すぎる。
※ 申年の梅とは? 平安中期 申年。
村上天皇が 梅干しと昆布茶で病を克服された
ことが発端らしく、まさに 病がサル!
梅干しが、平安時代からあったことに驚く。
誰が漬けようと思ったのかしら・・・偶然の産物か?
一方通行ではなく、応答いただけましたことが
とても嬉しく、励みになります。
明日も お気に召します話が書けますようにと
願うばかりです。 おやすみなさい。