第1985話 シュガーロード

2018年09月11日 08時00分00秒 | Weblog

八重山シリーズも 第3話目。

時を経て 振り返ると、

失敗したことや情けないことの方が思い出に残るのか

石垣島の思い出が バスになろうとは・・・である。

 

石垣島から17.7km。

高速船に乗って向かったのは、小浜島。

NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台

と言われても

見てない 調べていない 成り行き任せの旅。

思い入れもなく見た「シュガーロード」

まっすぐな一本道を見ながら

人生がこんな一本道だったら?

さぞかし面白くないだろうと思ったことを記憶している。

 

平坦で

この先に何があるのか わかりすぎるより

何が起こるかわからない方がいいだなんて

あの時の自分が意外だったが、

人生は甘すぎない方がいいかもしれない

と思ったことを記憶している。

 

人生を重ねず、あの時見た光景を思い出すと

無人のまっすぐな一本道は清々しく、気持ちいい。

青い空。白い入道雲。道の両脇には緑のさとうきび畑。

自転車で坂をくだりたくなくなる シュガーロード。

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第1984話 島のバス

2018年09月10日 08時00分00秒 | Weblog

今日も現実逃避の 八重山シリーズ。

交通手段は、バス。

バスターミナルに到着し、

川平湾に向かうバスは・・・

1時間20分後?

バスターミナルには冷房の待合い室もない。

周辺で過ごしながら ひたすら待つ。

 

ようやくバスに乗り、川平湾に着くころ雨・・・

帰りのバスは?

米原キャンプ場経由・バスターミナル行が1時間後。

バスターミナル行が、さらに10分後。

屋根もないバス停で立っているのも暑く、

先に発車するからという目先の涼につられて乗った

キャンプ場経由のバスが とんでもなかった。

 

キャンプ場を経由した後、途中、(折り返し地点?) 

原っぱみたいな場所で停車することまさかの15分。

結局、バスターミナルまで約2時間・・・

窓から差し込む日差しが暑くて ぐったり下向き。

10分後のバスターミナル直行便になぜ乗らなかったのか

強烈な後悔と共に揺られ続けて げっそり 意気消沈。

バスターミナルが目的地ではなく、

そこからホテルに向かうバスをまた待って、

ホテルに着いたら夕食時間。 一日の終わり(涙)

 

島のバス。

驚いたのが、バス停ではなく、

島の住人の希望にあわせて停車場所を変える

柔軟なサービス(おおらかさ) と、

ご年配の方の荷物を代わりに持って降ろしてあげる

おばちゃんのあったかさ。

いつになったらバスターミナルに到着するの?

あの果てしないバス時間が 石垣島の思い出。

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第1983話 見えぬ星でも(希望の星)

2018年09月09日 08時00分00秒 | Weblog

(昨日の気持ちから) 気分は、八重島シリーズ。

見えぬ星でも あるんだよ?

流れ星含め、星を見ることができなかったが、

ホテルロビーで開催の「星の学校」に参加し、

星について学んだ夜。

 

「月の明かりで 星が見えにくい」

と聞けば、

夜が深まれば深まるほど よく見えるのかと思っていた

誤解に気づく。

「今 見ている星の光は、何十万年前(光年)のもの」

と聞けば、

感じるロマン。

八重山諸島は、赤道に近く?

(一度さらっと聞いただけなので記憶が曖昧)

北半球だけでなく、南半球の星座も見ることができ、

88星座中、84星座も見ることができる という。

 

では、ここから「日本一の星空」の正確な情報。

2018年、西表石垣国立公園が

日本初の星空保護区認定。アジアで2番目。

(では、アジアで1番目はどこ?)

知ると、景色が違って見えてくる。

知ると、やっぱり星が見たくなる。

もう一度 八重山に行けるのはいつの日か・・・

またいつか 絶対行きたい。

これが、いわゆる 希望の星。

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第1982話 どうしようもないこと

2018年09月08日 08時00分00秒 | Weblog

台風21号による

関西国際空港で足止めのニュースを見ながら

到着地悪天候のため 

出発ロビーで何時間も待機した

あの時の疲労を思い出す。

 

飛行機は、出発地だけでなく、目的地

双方 離着陸の条件が揃っていなければならず、

見渡す限り晴天の出発ロビーで 不運を嘆いた。

文句を言っていく場所がないだけに 天災は辛い。

 

どうしようもない、どうすることもできないもの

に、天気があろう。

私は、残念ながら 雨女。

天の川が見えるという八重山諸島に行った時のこと。

今度いつ来れるか・・・最初で最後かもしれない。

満点の星空を見るぞ! 気合いに対し、

あいにくの曇天。 南十字星は?

見ることなく、さようなら。

名勝地・川平湾に着いたとたん 急なスコール。

雨でもこれほど美しいんだ・・・感動したが、

晴れていたら? そう思わずにはいられない。

 

あの時の旅行(投資)はなんだったのだろうか・・・

うなだれる気持ちを慰める方法として

ロケーションではなく、その時の気持ちを重視

(しようとしている。)

たとえ地元であろうが、幸せな気持ちで見上げた星空は

きっと かつてないほど美しく感じる かもしれない(笑)

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第1981話 子育てNGワード

2018年09月07日 08時00分00秒 | 子育て・「おママごと」

お盆休みにいつもニュースで流れる「帰省ラッシュ」

「俺な、帰省って、

帰りながら反省することやと思っててん」

その解釈、ぜひとも

(夏休みの宿題を終えることができなかった)

始業式あとの帰り道に実行してください と思う。

 

さて、反省と言えば・・・

「ママは、すぐ『だから』って 言うよな」

息子に指摘されて、振り返る。

「だから、毎日少しずつしていればよかったのに」

取り返しのつかない 過去攻め。

「だから、問題文をきちんと読んだら、答え書いてあるやん」

段階をふまない いきなり攻め。

 

だから (私は、言ってたよね?)

だから (こんな問題もわからないの?)

奥底にあるイライラから発せられる

「だから」

息子をやる気にさせるのではなく、

怒りスイッチを押してばかりの私。

質問をしてくれた子に「だから」はないよな・・・

「だから」を封印せねば。 ママも反省。

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第1980話 夏の思い出

2018年09月06日 08時00分00秒 | 子育て・「おママごと」

夏休みの宿題・一行日記のラストを飾るのは、

「楽しかった夏の思い出」

 

昨年の栄えある第1位は、

プールでパパが流血した事件 だった。

衝撃的な出来事も 振り返れば、

笑劇的な出来事になる(笑)

 

今年は?

「今年の夏休みで何が一番心に残った?」

「デュエマ展」(第1957話参照)

毎年恒例、

親のイベント投資額と息子の喜びポイントの

見事なズレ。

「なんで?!」

「限定カード(特典)がもらえたから」

そんなものか・・・

 

では、それをラストの絵(または写真の添付可)日記に

書くのかと言うと、それは 嫌(恥ずかしい) らしい。

第三者の目を意識して一番楽しかった出来事ではなく、

無難な日記に仕上げているのが

高学年・思春期の香り。

 

今年も 親の思いと異なる息子の「夏の思い出」だったが、

この先もずっと デュエマ15周年展 ではないだろう。

大人になった息子に

11歳の夏の思い出を問うと、

きっと違う答えが返ってくるだろう。

何が心の奥深くに残るのか・・・

すぐにわからないのも、

夏の思い出の面白さかもしれない。

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第1979話 夏休みの宿題(逃走中)

2018年09月05日 08時00分00秒 | 子育て・「おママごと」

毎日、リコーダーの練習に

少しずつ取り組んでいれば、

こんなことにはならないのに・・・

毎年のことながら

なかなか「音楽」に着手しない息子。

 

夏休み開始から 日付と到達チェックを書いていく

リコーダーがんばり表。これも、ズルっ子許さず、

9月2日の日曜日だけを記載し、

到達できていないことを正直に記すよう伝えたが、

最終日の夜、

テレビ「逃走中」を (録画しているにもかかわらず)

リアルタイムで視聴し、夏休みの宿題まで 逃走中。

結局、リコーダーの練習を1日もせず、始業式。

 

昨日は、台風接近に伴う全日休校。

宿題を仕上げるよう 急き立て追い立て バトル中。

我が家の夏休み(の宿題)は、今週末まで 継続中。

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第1978話 夏休みの宿題(4教科)

2018年09月04日 08時00分00秒 | 子育て・「おママごと」

高学年ともなると

夏休みのワーク・問題集の難易度があがる。

ページをめくりながら

軽快にスキップしている息子の取り組み姿勢に

怒りが込み上げてくる。

 

問題を解いているからといって

安心してはいけない。

漢字に、余計な点やら線やら 蛇足が多い。

「前歯」を「前場」と書いている等々

同音異義字も要チェック。

面倒臭がって、問題文を読んでいない・・・

 

解けていないところ、スキップしているところは、

息子の克服ポイント。 やり直すよう伝えると、

「別に俺は100点目ざしてないねん」と怒る。

やる気が感じられない反論に根本的な問題を感じる(笑)

 

それにしても

主語と述語って こんなに難しかったっけ?

私もスキップしたくなる・・・

下手に手を出すと、

足元を救われる夏休みのワーク。

国語領域ばかりチェックする私は文系。

算数と理科と社会は・・・「パパぁ」

「何、これ?」 「アオミドロか~」

夫婦で スマホ片手に 理科・社会。

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第1977話 あ゛~読書感想文

2018年09月03日 08時00分00秒 | 子育て・「おママごと」

サン=テグジュペリ作「星の王子さま」

どんな読書感想文に仕上がっているのか?!

ワクワク 帰宅。

ドキドキ 速読。

 

こ、これは・・・読書、説明文?

感想にたどり着くまでの、長~い長~い

息子のあらすじ。延々と。

しかも、切り取ったシーンが わかりずらい(泣)

息子の「ぼく」かと思ったら 作者の「ぼく」で。

作者の一人称「ぼく」と

息子の主語・「ぼく」が ややこしすぎる(笑)

 

たった一行の感想に向かって

ひたすら1,200字を目ざした説明文が

のばした分だけ内容が薄い・・・

これなら初見の「バラがムカつくねん」の方が

温度ある一言だった。

 

いちばんたいせつなことは、目に見えない

は?

バラは? バラは?

あれ?

ラスト一行に、ようやく 息子=「ぼく」登場。

ぼくが一番気になったところは、

黄色いヘビはどうなったんだろう と思いました。

って、そこ? 

感想文なのに、感想が一行?!・・・斬新すぎる。

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第1976話 あぁ 読書感想文

2018年09月02日 08時00分00秒 | 子育て・「おママごと」

今年の読書感想文は、「星の王子さま」に決定。

実は、春に1度、読んでいる。

息子の感想は、「バラがワガママでむかつくねん」

の一言だった。

 

読んだ本での読書感想文(のズル)は許さず、

必ずもう一度読んでから感想文を書くこと。

そう伝えた背景に、初見時の一言感想を

どう1,200字に広げることができるのか。

そんな気持ちがあったから。

時が経ち、きっと感じるものも違うはず。

息子の成長をみてみたい。

そんな気持ちもあったから。

 

本日、夏休み最終日。

本当は 家にいて

彼の質問(ヘルプ)に答えてあげたいけれど、

日曜出勤のため、

「ママが帰ってくるまでに仕上げておくよう」伝えている。

さて、「星の王子さま」で何を感じ、

その思いをどう広げることができるか

楽しみでもあり、怖くもあり・・・ (明日へ、つづく)

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