第2909話 呪術廻戦・廻廻奇譚

2021年03月21日 10時00分00秒 | 読む(漫画)

息子が聞いている Eveの「廻廻奇譚」を

私も聞きながら・・・私って

結構 順応性があるな と自画自賛(笑)

 

息子が生まれてから

少年ジャンプ・ワールドをたしなみ、

漫画「呪術廻戦」を読んだ時、

歴代漫画が諸々 思い出されたが?

色々 ブレンドして創る

新たな物語の 新鮮さを楽しむ。

 

人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊を

呪術を使って たおして(祓って)いく。

 

五条悟の格好よさを語り、

東堂葵を親子で笑い、困った時は、

「シャケ」(狗巻棘) で乗り切る。

会話できてる!

あんたと 日本一の親子になれるんやったら

うちは、どんな世界も取り込んでいきます!!

(浪速恋しぐれ)

 

※3月は落ち込むことが多かったから・・・

まさかの東堂語録に励まされ(笑)

少年のみならず、おかんもジャンプ。

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第2908話 絵本「ゆめミル・ルル」(編集後記)

2021年03月20日 09時45分00秒 | 創る(フィクション・ノンフィクション)

大人の絵本?「ゆめミル・ルル」

最後まで ご拝読いただき、

誠に ありがとうございます。

 

この作品は、

妊婦時代を懐かしく思い出しながら

もう一度 たどりたく、かきました。

おさかなみたいな形から始まる

生命の神秘。

妊娠初期から出産までを描こうと

試みましたが・・・

生命の誕生過程を描いているだなんて

誰にもわからぬ 稚拙な仕上がり(笑)

 

お腹の中でおこる 生命の進化を描きながら

子を産み、育てることだけが すべてではない。

子どもだけではなく、作品やお花、

部下や後輩など社会的なものもあるだろう

という思いもあって、混沌としております(笑)

 

初めての絵本「おしゃれなネル」完成後、

すべての女性に エールをおくりたい

という思いで書いた2作目。(だから

1作目と登場人物名が似てる・笑)

これは、私にとって 必要な

通過儀礼 だったのではないかと思います。

 

※ それにしても ここ数日、

日々の思いを赤裸々に綴る話より

どれだけ 恥ずかしかったか(笑)

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第2907話 絵本「ゆめミル・ルル」(5・最終頁)

2021年03月19日 08時00分00秒 | 創る(フィクション・ノンフィクション)

夜が明けて。 

今日は、あたらしい一日。

あの日から にじいろじゃなくなった。

けれど、よくみると ルルに にている。

とても 小さくて とても やわらかい

生まれたばかりの きぼう。

 

もういちど さいしょから。

うまくできるか わからないけれど、

 

笑ってミル

育ててミル

味わってミル

信じてミル

とにかく、やってミル

 

どんなゆめミル?

あしたをゆめミル

わたしは、わたしを

生きてミル

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第2906話 絵本「ゆめミル・ルル」(4)

2021年03月18日 08時00分00秒 | 創る(フィクション・ノンフィクション)

みると、せなかに

ちいさなつばさが はえているではないか。

にじいろの とりさん?

 

ルルは 空をとべない。

いっしょに くらしていけるかしら?

なにをすれば 笑ってくれるのかしら?

なにをしても 泣くので

 

かんがえてミル

ためしてミル

祈ってミル

あきらめてミル

いちど ぜんぶ こわしてミル

 

すると、あんなに 重たかったのに

すーっと かるくなって・・・

ルルは 気をうしなうように ねむった。

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第2905話 絵本「ゆめミル・ルル」(3)

2021年03月17日 08時00分00秒 | 創る(フィクション・ノンフィクション)

朝起きると、手が はえているではないか。

にじいろの トカゲさん?

とても元気に うごきまわっている。

なんだか ルルも うれしくなる。

 

ずっと どこにも行かず、

いえの中で じっと していたかったのに

外に 外に 出ようとするので

ルルは ひさしぶりに とびらをあけて

 

一歩 ふみ出してミル

歩いてミル

走ってミル

歌ってミル

踊ってミル

 

汗をかく気持ちよさに 心地いい風。

ルルは いっぱいごはんをたべて

ぐっすり ねむる。

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第2904話 絵本「ゆめミル・ルル」(2)

2021年03月16日 08時00分00秒 | 創る(フィクション・ノンフィクション)

次の日、ルルが すいそうをのぞきこむと

足が はえているではないか。

にじいろの おたまじゃくしさん?

口をパクパクさせて ルルに近づいてくる。

ルルは にじいろの ふしぎないきものの

ことが だいすきだった。

 

喜んでミル

楽しんでミル

 

でも、コトバが つうじなくて

どうしていいのか わからなくて

なんだか かなしくなって

 

怒ってミル

泣いてミル

 

なんたか きぶんが すぐれない。

こんな日は、はやくねるにかぎる。

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第2903話 絵本「ゆめミル・ルル」(1)

2021年03月15日 08時00分00秒 | 創る(フィクション・ノンフィクション)

ある日、ルルのもとに

にじいろの たまごがとどいた。

このたまごから いったいなにが

生まれてくるのかしら?

 

たまごに 耳をあてると、

うみの音が きこえてくる。

にじいろのたまごは とてもきれいで

ルルは ひさしぶりに

 

笑顔をつくってミル

話しかけてミル

香りをかいでミル

さわってミル

なでてミル

 

すると、たまごがわれて

中から ふしぎないきものが あらわれた。

にじいろの おさかなさん?

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第2902話 コンフィデンスマンJP

2021年03月14日 10時00分00秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

他人より優れていることが

高貴ではない。

本当の高貴とは、

過去の自分自身より優れていることにある。

 

ヘミングウェイの言葉から始まる

映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」

なぜ 人は伏線(仕掛け)を回収されると、

こんなに嬉しく(気持ちよく)なるのか(笑)

 

本編とは 関係なく、

映画には、故・三浦春馬さん、

故・竹内結子さんが出演されている。

美しくて・・・

才能にあふれて・・・

どうして・・・。

後悔されていないのだろうか

(後悔されていないことを心から祈る)

どうすれば、その道(選択)を

回避することができたのか・・・

いまも 考えることがある。

 

もっと もっと 年齢を重ねた

お二人の演技を 観たかっただけに・・・

残念でならない。

エンディングに流れる「Laughter」をバックに

思いあふれる。

 

※ 3月は 自殺対策強化月間

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第2901話 新感染 ファイナル・エクスプレス

2021年03月13日 10時00分00秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

コロナで「感染、感染」と騒がしい昨今。

(韓国映画)「新感染」

息子が「面白い」というので 観始めると、

心臓バクバク 目が離せないパニック映画。

日本のゾンビ(ドラマ)と 何が違うの?!

ここまで違うものに・・・なぜか私が敗北感(笑)

 

(誰かを)「守るために」と、

(自分が)「助かるために」。

目的の違いから生じる 行動の違い。

自分の意志とは無関係なゾンビと異なり、

生き残るために

見殺しや、ある意味、殺人・・・

「人」が出る。

こちらのゾンビは(闇に弱く)光に強いので、

明るい状況下で見せつけられる 人間の業が

「真」に迫る。

ラスト、絶望を回避できる伏線の回収に至るまで

物語はハラハラ進み、そうきたか!と。

 

ゾンビ・エキストラのみなさん。

同じゾンビでも 目をひく・ひかない がある。

鑑賞後 息子と

あれは役者のアドリブか監督の指示か 談義(笑)

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第2900話 壁は曲がり角のしるし

2021年03月12日 08時00分00秒 | Weblog

人生には、どんなに望んでも叶わぬ夢があることを知った。

受験や資格試験。

今にして思えば、勉強は自分ひとりの努力でなんとかできるけれど、命だけは・・・。

 

私には、ひとり息子がいる。

わがままかもしれないが、息子にも私のように弟や妹がいる世界を望み、

四人家族でも、五人家族でも、望むところだった。

「ひとりでも、いるんだからいいじゃない」とは思えなかった。

どんなに祈っても、子どもを授かるという奇跡が訪れることはなく、

満たされないまま、少しずつ壁に近づいていく。

 

ある日、見上げると、私の前にそびえ立つ、高く、厚い壁。

「あぁ、もう私には無理なのだ。」と悟った瞬間、希望の光がなくなった。

「どんなにあがいても、私はこの壁の向こうに行くことができないのだ。」

不意に襲ってくる喪失感。

「あきらめるしかないのだ。この壁を乗り越えるだけが人生ではない。」

何度も自分に言い聞かせながら、私は壁に沿って別の道を探した。

 

生み出せるものは、子どもだけではないはず。

女性の価値は、子どもを産むことだけではないはず。

私が、私に似た子をこの世にのこせなかったことにも、何か意味があるはず・・・

私の中から生まれた思いで、社会や世界とつながっていくことはできないだろうか。

 

そうだ、絵本を創ろう。趣味でもいい。私は、初めて絵本を創った。

無から有を。

自分の中から生み出すという「出産」に挑戦していると、

目の前に立ちはだかっていた壁は、いつの間にか透明になっていた。

乗り越えられない壁は、新たな道に進む曲がり角だったのだ。

 

正直、今でも、もちろん欲しかったなぁと時折、思う。けれど、

そんな私だからこそわかる人の痛みや命の尊さを胸に

これからも私の中から生まれてくるものたちを、育んでいきたいと思っている。

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