麓郷のAコープから、ここのところ毎年自宅に送っているジンギスカンだ。
地元の方がいつも食べている、人気のジンギスカンと言うことなのが嬉しいのだ。
「北の国から」の田中さんや、チイさんも撮影の合間に訪れたことがある、と店のおばさ
んが言っていた。かなりの厚切りで、800g1,300円だった。
撮影スタッフの皆さんも食べたはずだ。旨いに決まっているのだ。
という物を先日自宅の庭で、食したのだ。物凄くうまい。食べ方は富良野の太陽の里と
言うキャンプ場で、教わったとおりなのだ。
漬けだれも捨ててはいけない、多少の肉とイッパイの野菜を、すき焼きのように蒸し煮
にする。七輪の上にちょっとだけ見えるIHコンロがそれだ。
それにしてもジンギスカンの話をすると、必ず愚痴りたくなってしまうことは、どうして内
地のスーパーでは売っていないのだろう、ということだ。
店員さんに聞くと、必ずこう言うのだ。「時々売ってみるのだが、売れないので廃番になっ
てしまうのです。」
あたりまえだ。まずくて高いものが売れるはずが無い。写真のレベルの物が売られたため
しがないのだから。
北海道では、オーストラリアやニュージーランドから、一匹丸ごと皮付きのまま、小樽に荷
揚げされるそうだ。
だから内地では、茨城県の日立港辺りに荷揚げされれば、北海道と同じ値段で、流通で
きるはずなのだ。
どうも政治が絡んでいるのではないのかと、疑いたくなってしまう。売れないように、売れ
ないようにと、なんらかの圧力が働いているに違いない。
それにしても旨い、お取り寄せで対抗しましよう。
でも最初は麓郷まで行って送りましょう。町の様子を思い出しながらだと、いっそう美味し
くなるから。