NHKの朝ドラマ、カーネーションを見ていて「コレダ」と思った。
「型紙だ」。そうだよ、なんでもっと早く思いつかなかったのだろう。あんなに苦労することは
なかったのに。
ドラマでは型紙や立体裁断で、身体にピッタリと合わせていく。このやり方ならうまくいくは
ずだ。材料をパイプではなく、鉄板にすればいいのだ。
そして型紙は厚手のボール紙にするのだ。まずシートを外して真上から簡単な測量をする。
ハスラーの場合なら、4つのボルトの位置の、車体中心線からの距離を測る。
測量はこれで終わりだ。次からはこの測量にしたがって、ボール紙を直角に折り曲げボルト
に押付けて、穴の位置決めをする。
前のボルトより後ろのほうが狭いので、適当な位置に、その線まではさみでカットして、そ
こでまた直角に折り曲げ、また強く押付けて印を付け穴を開ければ完成だ。
問題は、このボール紙を広げた型紙は、ウチノリになる点だ。この型紙のまま鉄板に線を引
くと、鉄板の厚みだけ、幅が狭くなってしまうので、折り曲げた時の誤差をあらかじめ実験し
て、そのデータ分だけ広めの線を引く必要がある。と思う。
強度は出来てから考えよう。多分直角3角形の直角の部分を丸めた鉄板を何箇所かに溶
接する必要があるだろう。
さて次は鉄板の厚さと、それをどうやってカットするかだ。しばらく脳を遊ばせられるな。