CB250エクスポート

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世界一の毛抜き(とげ抜き)を推測し、即、再現する。

2012-04-27 21:20:36 | 推測学原論


日本の超一流の職人さんが作った毛抜き(とげ抜き)が、世界中で評判になっている。
と言う報道をテレビでやっていた。
それは、軽い力で簡単に毛が抜ける。全然滑らないらしい。
なぜかと言うと、合わせ面が広いらしい。だから摩擦力が大きい、と言うことなのだろう。

そこで写真の350円のセットを、チューニングすることにした。
こいつは北海道ツーリングには、無くてはならないものだ。これが無いと、もしもズボン
のおしりの部分が、ほころびでもしようものなら、展望台に炎天下なのに、合羽のズボ
ンをはいて登らなければならなくなる。
ところが、おまけで付いているようなこの毛抜きが、全く役に立たないのだ。

前置きが長くなったので、本題に入る。
この合わせ面が、そーっと合わせたときに、全面がピターッと合わさったとする。
次に、このまま少し開いてみよう。
次に写真の状態で止めたとしよう。この時合わせ面は、くさび形の一番上の部分と同じ
になるはずだ。つまり合わせ面の先端の間隔は、合わせ面の下の部分より微妙に広い
はずだ。

と言うことは、1ミリの太さの毛をはさんだときは、先端の部分が少しあいてしまい、厳密
には、合わせ面の一番下の部分だけしか、毛に接していないことになる。

結論、名人の毛抜きは、この部分が改良されている、と推測した。
つまり、合わせ面の下の部分を少しだけ、削ればいいはずだ。どうすればいいのか。
推測学がすごいのはここなのだ。先ほど1ミリの毛をはさんだとき、一番下の部分しか、
毛に触っていないと推測したはずだ。だからこの部分を削ればいいのだ。
ね、もう分かったでしょ。1ミリのサンドペーパーを挟んで左右に動かせばいいのです。
ほんの少し力を入れて挟むと、シナルために、下の部分は更に強く圧着され、上の部分
よりずっと多めに削れることになります。

どうなったかと言うと、1ミリの毛をはさんだ時、今度は上の部分が接触し、下の部分は少
し空き気味になります。
ここでちょと力を入れると、先端は更に強く圧着され、毛抜はしなり、下の部分も接触しま
す。更に力を入れると、上の部分も下の部分も強く圧着されることになります。

完成です。サンドペーパーは800番ぐらいがいいようです。
写真の毛抜き、強力ですよー。


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