CB250エクスポート

CBのファーストデリバリー車の詳細を紹介します。

CB250エクスポート 推測学的マーケティング論(2輪編Ⅱ)

2012-02-07 21:13:13 | 無人島からペットボトルを流す

昨日のつづき。
これから開発する新車は、10年後に中古車になった時、エントリーユーザーが、気
軽に楽しめる物でなければならない。OHVエンジンが理想だ。
でもOHVと言うと、「馬鹿の一つ覚え」のように、おとなしい実用車のエンジン、と決
めつけてしまうやからが多いが、間違いだ。充分に高性能エンジンが作れる。
 なーんて、言っている余裕はないのだ。10年なんて待っている余裕はないのだ。
1年以内にやらなければならない。いい方法があるのだ。
それは現行の原付2種中古車のオプションパーツを作ればいいのだ。
今私はハスラーのキャリヤを作るのに、四苦八苦しているが、この作業はエントリー
ユーザーには無理だ。私でさえ、ギブアップしそうなのだから。

サンプル車をベンリーCD125としよう。これを旅仕様、キャンプ仕様、釣り仕様にし
てみればいいのだ。まずは大きなキャリヤだが、必要ない。カブの業務用キャリヤが
簡単につけられる。なんと、これだけで全てクリアーしてしまった。

では面白くないでしょ。もっとスマートに、リヤキャリヤを外してしまって、フェンダーを
スッポリ覆ってしまうようなコンテナ、またはトランクを作ってほしい。50ℓで充分だ。
 そしてこのトランクは、釣具用品メーカーと組んだ方が断然いい。「レイン用カバー」
付き、なんて絶対に言わないから。不要なのがあたりまえの業界だから。

つぎは、このトランクに入れる用品の開発だ。
私の希望はテントだ。いま、ありそうでないのがツーリングテントなのだ。テントメーカー
は、2輪でキャンプツーリングをしたことがない人が、開発しているようだ。
 どしゃ降りの日の設営に、困ってしまったことがある人は多いはずだ。
理想のテントとはこうだ。
まず、フライシートから先に張って、それから本体をセットする。こうすれば室内が濡れ
ないで済む。設営が完了したら、前室の中でカッパを脱いで、ブーツをサンダルに履き
替えて全て終了となる。あとはサンダルと、こうもり傘で行動すれば意外と快適なはず
だ。と、まーこんな感じのテントだ。3キロ以下で仕舞い込み寸法の短い物がいい。
こんな簡単に出来そうなテントが無いんだから、2輪用品は、すき間商品の宝庫だね。

 追加  スポーツ用品メーカーさんだって、見逃しちゃだめだよ。
ツーリング用蒸れずに歩ける防水ブーツ。ジャンバーの上から着られる超コンパクトウ
インドブレーカー。薄でのゴアテックス靴下。バイク用撥水防風スラックス。ポケットに
入るETC。
今のところゼロだよ、多分。
あとは釣竿用キャリヤがあれば私は充分だ。



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