今日の目的は野付半島の夕日を見ることだ。
どう言う訳か、自分でも不思議なくらい天気がいいのだ。誰かが見守っていてく
れている。
野付半島の道路から5メートルしか離れていない。手前はアマモで、奥の枯れ木は
ナラわらと言うらしい、楢の木の藁なのかな?。
何故ならトドワラは、トドマツが枯れてワラのように白くなった様を言うのだそうだ。
それにしても、この写真は内側なのだが、海抜が1mしか無いのだ。
外側は2~3メートルはあったと思うのだが、津波でもあったらもうどうしようもない。
戻るとしても、もう20キロ近くも海に突き出てしまっているのだから。
引き返しても、60k/hで20分、120k/hでも10分かかるのだ。
なんて考えても仕方がないので先に進むと、下の写真のような所について、
みんな忘れてしまうのだ。
更にうんちくを言うと、野付半島のように先が曲がっているのは、砂嘴(さし)と言うのだそうだ。
嘴(し)とはくちばしのことで砂で出来た嘴(くちばし)の意味だそうだ。
ちなみに先端がつながってしまったのは、砂洲(さす)という。サロマ湖は砂洲というらしい。
カメラの後ろには国後島が、思いのほか近くに見えるのだが、今日はもやが強くて
なにも見えなかった。